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必見! 排除の理論が行き着く先!!
日本の国力低下が叫ばれて久しい。
「生活保護不正受給者を排除せよ」
「国会議員を減らせ」
「公務員給与減らせ」
「高齢者は集団自決を」
「移民受け入れ反対」
「パヨク駆除」
これらさえ排除すれば日本は良くなるはずだ、という願望が根底にある。例示した属性の人々を排除して国力が回復するというならことは簡単だが、多分そういうわけにはいくまい。
排除したところで
「やったった」
という一時のカタルシスを得られるのが関の山だ。
「あれおかしいな、ぜんぜん楽になってない」
気付くのにそう時間はかからない。
問題は解決せず、社会は次なる標的を探すことになるだろう。
これが「排除の理論」なのである。
排除の理論は一度発動されると歯止めがきかなくなる。本筋の問題解決から目を逸らせてしまうという点でも厄介である。問題解決できないから生活は苦しいまま、犯人探しだけが延々と続くことになる。
かくして
「昨日まで排除する側だった者が、ある朝起きたら、される側に立ってる社会」
が到来するのである。




