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「アイツに言われてやった」の政治学
みなさんには
「よく理解できてない業務の遂行にあたり、人に聞いてやってみたら失敗して、酷く叱られた経験」
はないだろうか。
私にはある。
「自分の業務なんだからちゃんと調べてからやれよ」
というツッコミはもっともだが、次のような情動もご理解いただけよう。
「間違いを教えたアイツが悪い」
と。
一部に勉強家との評もある高市氏ではあるが、その勉強の実態とはおそらく、自己に都合のいい情報の博捜だ。実のところ信念や見識などといったものはおよそ持ち合わせてはおらず、支持を維持拡大するために政策をぶち上げている感すらある。
そういった政策は時として現実の壁にぶち当たる。存立危機事態発言や食料品の消費税ゼロパーセント政策はその典型例だ。特定の政策について信念も見識もないから、支持者を喜ばせるために拡げた大風呂敷は、いま、立ち往生を余儀なくされている。
それが自らの信念で招き寄せた結末ならまだいい。本人も責任を引き受けるだろう。
そうではなく、他人(支持者)に言われてやった政策だったとき、
「間違いを支持したアイツら(支持者)が悪い」
になる情動は、冒頭の例を見るまでもなく自ずと理解されるところである。
なので我々国民は、政策失敗の責任の矛先が向けられることを覚悟しておくべきだろう。




