巫女と帰り道
今回は柊真奈視点です
(やっぱり、やさしいな大君は・・・)
こんなわけのわからない土地・・・
本来の私ならもう気がくるっていると思う・・・
でも、大君が気を使ってくれる
うれしいな・・・
でも、あの時は最悪だった
いつも一緒に帰って・・・
その日、自分の思いを告げようと思ったのに・・・
【帰り道、過去】
「今日のテスト、どうだった?」
「とりあえず、俺は魔法使いになれないことがわかった・・・」
「はは・・・やっぱり武器の召喚しかできないんだ・・・」
大君は、魔力こそは高いはずけどなぜか武器の召喚しかできない・・・
「仕方ないだろう?俺はもともと素質がなかったんだよ」
「そうかなあ、武器の召喚1000種類以上出せる時点ですごいような気がするけど」
「そう言う真奈は?」
「え!?・・私は、いつも通りだったよ」
「はあ、やっぱり・・・」
自分で言うのもなんだけど、攻撃魔法以外なら使える・・・
やっぱりこれは血筋かなあ、巫女だし
「とりあえず、俺は今日のことを忘れる!!」
「一週間もしない内にテストの結果帰ってくるよ?」
「だああああ!!なんで、テストの内容が3通りの魔法を見せろなんだよ!!俺は一つしかできねえよ!!」
「まあまあ、叫んでも近所迷惑にしかならないよ?」
「・・・別にいいと思っている」
「う~ん、じゃあ今度遊びにいかない?どっか」
「お、いいな。て言うか真奈から誘ってくれるのっていつ以来だ?」
「細かいことは気にしな~い」
「そうだな、っでどこ行く?」
どのタイミングで告白しようかな?
帰り道の別れ際?今ここで?
う~ん迷っちゃうな・・・
「・・・真奈、あれなんだと思う?」
「え?」
大君が前の方に指を刺している・・・
そこには、ドラゴンがいた・・・




