表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/32

仕事と闇

前回のあらすじ~

ファレが倒れ、看病をして、完治した。

その前には人間の国での激闘、転生者とのバトルをこなすキータに待ち受けるものとは!?

 ファレは腰に手を置き、声高々に笑う。本当に弱々しく、熱を出していた人には思えない回復っぷりだ~。

キータ「あまり無理は駄目だからね~。無理しすぎると、ファレの部下が心配で半泣きになっちゃって慰めるのが大変なんだから~。」

 マホは僕の頭を殴って、床で引きずろうとした。

マホ「一言多いですよ。すみません、ファレ。ちょっとキータをシメてきます。」

 僕はファレに助けを請いながら、マホに首袖を掴まれ、引きずられるのであった。その後、マホに散々説教されて、一週間の家事担当をすることになった。

 翌日、さすがに心配なのでファレの仕事を手伝いをしに行ったら、書類で書斎が埋め尽くされていた。

キータ「まずはこの机にある書類を片付けるね~。」

 この量を一人でやっていたと思うと熱を出したのも納得した。五日後、三人は書類のない書斎を見て、泣いていた。

ファレ「キータ、マホ、本当にありがとうなのだ!!」

 お昼ご飯を食べて、ちょっとしたお祝いをして、宮殿に戻った。帰ると夜になっていて、トキちゃんが遊びに来ていた。だけど、あまりにも疲れていたせいか、そのままベットまで直行する。ベットで寝転びながら、夜空を眺める。青く光る一等星を眺めて、眠りに付いた。

翌朝、宮殿のそばにある広場に隕石が落ちていた。といっても、隕石自体は小さくて、衝撃波が弱いから、周りに対して、影響は少なく済んだ。その隕石の中から人が出てきた。

 宮殿から出て、隕石から出てきた人の様子を見に行くと、人に近づこうとした瞬間に、首を斬られた。時間差で首を斬られるのかな?と思って、少し目を瞑ってみたけど、何もなかった。人も消えているから、諦めて宮殿に戻ると、斬りつけてきた人が縄で縛られていて、マホに監視されている。

マホ「突然、侵入してきたので、無力化しました。」

 縄で無力化できるのかな?

マホ「この縄に束縛魔法”無由の入魂ノーフリーザーソウル”を施し、攻撃できないようにしているだけです。」

 魔法を当たり前のように使えるのが羨ましいな~。縄で縛られている男性は逃げようとしているが、マホにすぐ捕まった。更に、脚にも縄を結んだ。それでも暴れていたけど、マホが凄んだら、大人しくなった。マホって、本当に家なのかな?

 その後、マホは縄で縛られている男性から情報を読み取り、僕に報告してくれた。

マホ「彼自身についてはユニークスキル『時止タイムストップ』を所持しています。一日に一度だけ発動でき、時間を十秒間だけ止める事ができます。そんな彼はタムと言います。彼はダーケというこの星とは別の惑星から来たようです。目的は偵察です。そして、二週間後、ダーケの住民がこの星に攻めてきます。」

キータ「情報に間違いはない?」

マホ「はい。」

キータ「それなら各国に知らせよう~。」

 その夜はさすがに脚の縄をマホに解いてもらった。そして、タムとお風呂場に来ている。タムは久しぶりにお風呂へ入ったのか、とても気持ちよさそうだ~。

 お風呂を出ると、見計らったように夕飯ができていた。タムはテーブルに並べられた料理に涎を垂らしている。つまみ食いをしようとしたタムの手の甲をトキちゃんがつねる形で制止した。

僕たちは全員が座ったのを見計らって、僕が手を合わすと、マホとトキちゃんを見よう見真似で手を合わせる。

キータ「いただきます~。」

マホ、トキ「いただきます。」

タム「い、いただきます。」

 箸を手に取って、料理を口にする。美味しい~。五臓六腑に染み渡る~。タムは余程お腹が空いていたのか、凄い勢いで食べていく。

マホ「ご飯は逃げないので、ゆっくり食べてください。」

 タムは少し落ち着きを取り戻して、ゆっくり食べ進めている。夕飯を食べ終えると、夜が更けていったので、僕の部屋に布団を敷いて、タムと一緒に寝た。

 翌朝、目が覚めるとまだ夜だった。

マホ「おはようございます。空が雲で覆われしまいました。どうやら、偽の任務を課していたようです。隕石自体が追跡装置だったようです。」

 マホが脳内で語りかけてきた。

キータ「星には王はいるの?」

マホ「はい、赤いドラゴンが支配者です。」

キータ「その人と肩を付けてくるよ~。」

マホ「それでは星の軍隊を殲滅いたします。」

 僕は寝巻から着替え、宮殿を歩くと、何十との死体が転がっている。死体を避けながら宮殿を出ると、柄の悪いドラキュラの人達にすぐ囲まれてしまった。

 少し罵声を受けた後、静まり始めえるのと同時に一人のドラキュラが前に出た。そのドラキュラは白い肌、耳に星のイヤリングをつけたイケメンだ。

イケメンドラキュラ「こんなゴミに手こずるとはお前ら、ゴミ以下だな!!はぁ~、幹部の俺様が出てやる。見て覚えろ!!戦い方って奴を。」

 多分、僕の事を踏み台にして、自分の株を上げたいんだろうな~。

キータ「そういうのはいいから。君たちの王に会わせてよ?」

イケメンドラキュラ「黙れ!!ゴミが!!」

闇魔法”暗闇のスンダーダークネス

腕に何かを纏わせて、僕に攻撃をしてきた。しかし、僕はイケメンドラキュラを空へ吹っ飛ばした。

イケメンドラキュラ「中々、やるようだな!!しかし、俺様には到底及ばないな!!」

 イケメンドラキュラは僕に猛攻をしてくる。

イケメンドラキュラ「ど、どうだ?き、効いただろう?」

 イケメンドラキュラは息を切らしながら、訊いてくる。

キータ「そうだね~。効いたよ~。」

 イケメンドラキュラは床に伏す。

キータ「これで満足した?そろそろ教えて?王は何処にいるの?」

 イケメンドラキュラは森の方を指す。

イケメンドラキュラ「あの森の向こうにある城に王がいる。」

キータ「ありがとう~。」

 僕はイケメンドラキュラの指した方向へと歩きはじめた。

マホ「新たな情報が分かりました。王の名前はドンダです。その方向に行き、城があります。その最上階にいるようです。」

 マホは脳内で報告をしてくれた。お礼を脳内で言い、先へと進んだ。

次回予告~

キータが更に森を歩み進めると、刺客が現れる。

キータは王ドンダに会い、この星を救えるのか!?

次回『森にてキータの散歩譚』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ