第7話 森の探索① ~探索と採取~
――――シュポン!!
よし! 着いたな。
先ずは周囲を警戒。・・・大丈夫みたいだ。
『異世界に降りたって最初にすることが警戒ですか、流石マスターです! 世の中は危険で溢れてますからね!』
ソラの感心する声に気づきながらも周囲への警戒を続ける。
ん? これは……?
『鑑定結果』
名称:ただの草
名称:ただの草
名称:ただの草
名称:ただの草
名称:薬草
名称:ただの草
名称:ただの草
名称:ただの草
名称:??草
名称:ただの草
うおっ! 勝手に鑑定が発動しやがった。
《――鑑定がLv2になりました。SPを2P獲得しました》
おお! これが、レベルアップのアナウンス。
これでファンファーレがあれば完璧なんだがな……。
どうやらSPは、レベルが一つ上がるごとに2Pずつ貰えるようだ。
『マスター! 適当システムに新たな項目が増えました! 時間が出来た時で良いので見てください』
「おう、後で確認しとくわ」
んー、新たな項目か。
スキルが上がった事と関係があるのか?
……まぁいいか。とりま、当初の目的通りに行動しよう。
採取のレベル上げも兼ねて素材を集めるか。
俺は先ず、転移地点の周りで探索と採取を開始した。
周りは草木に囲まれて、転移地点はちょっとした小広場になっている。
時々拠点に戻り、休憩を挟みながら探索と採取を続けた。
そして、夕方……。
「ふ~、よーし! 今日はこれで終了だな!」
『マスター、お疲れ様です。止めておいたアナウンスを確認しますか?』
「頼む。さて、半日でどれくらい上がったんだ?」
『では、成果を伝えます』
《――水魔法がLv2になりました。SPを2P獲得しました》
《――水魔法がLv3になりました。SPを2P獲得しました》
《――鑑定がLv2になりました。SPを2P獲得しました》
《――鑑定がLv3になりました。SPを2P獲得しました》
《――鑑定がLv4になりました。SPを2P獲得しました》
《――鑑定がLv5になりました。SPを2P獲得しました》
《――採取がLv3になりました。SPを2P獲得しました》
《――採取がLv4になりました。SPを2P獲得しました》
《――新たな能力が習得可能になりました》
《――ミッションを達成しました、報酬はクエストでお受け取りください》
『――が今日の成果です!』
「うん、中々じゃないか。それから、ミッションって?」
『適当システムに追加された新たな項目です』
「ああ、あれね。……忘れてたわ」
『マスター、次からは忘れないでくださいね』
「すまんすまん、次からは直ぐ確認するようにするから」
『もう……。次は素材の確認ですね』
名称:ただの草×50
名称:薬草×31
名称:毒草×16
名称:麻痺草×4
名称:?薬草×2
名称:小枝×27
名称:太い枝×12
名称:小石×43
名称:石×25
名称:土×100
名称:泥×22
名称:水×100
「結構集めたなー。ただ途中で川を見つけたのは幸運だった」
『私も、これには驚きました。川の近くが転移地点とは……マスターは運がありますね』
「ははは……。ステータス上では全然低いんだけどね」
はぁ、しかし腹が減ったな。
キノコや食べれる野草も見つからず。
川には魚一匹すら泳いでいなかった。
『あっ、マスター。確かクエストの報酬に食べ物のレシピがあったような?』
「――!!? 早速、拠点に帰って晩飯だぁぁぁぁぁ!」
『マスター!?』
ポチッ、――――シュパン!!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ここは、とある街道。
そこを、全速力で走る馬車が一台。
「マリア、後ろの様子はどう?」
そう話す彼女の名前はセレナ。
本名は、セレナート・プリシェル・ヴォーリア。
艶やかな金髪にウェーブのかかったロングヘアー。
その身のこなしからは、気品や風格がその身からにじみ出るようだ。
「はい、お嬢様。奴等は護衛の冒険者と騎士を相手に互角か、それ以上の力で此方へ向かって来ている模様です」
彼女の名前はマリア・フォルナート。
セレナの御付き兼ヴォーリア家のメイド長。
銀髪のストレートロングに彼女の自慢のメイド服。
セレナに忠誠を誓い、その為なら命を懸ける覚悟を持つ女。
「……そう。まさか、御者の人も残って戦うなんて……」
「あの方は、お嬢様の安全を考え。私に御者のやり方を教えるかからと、自身も騎士達の稽古に混ざり鍛えていましたので……」
「御者さん大丈夫かしら? 護衛の方達も心配だわ……」
「はい、私も心配でございます。……! お嬢様! 奴等の何人かが馬で此方へ!」
セレナは馬車から顔を出して後方を確認をした。
馬車が走る中、遠く後方を馬で駆ける奴等を見つける。
「そんな……」
「お嬢様! こうなれば仕方ありません! この先に在る、森の旧街道へ突っ込みます!」
「マリア! 大丈夫なの!?」
「はい! 必ずやりきってみせます!」
「(もしもの時は、私が…………)」
「――? どうしたのマリア?」
「いえ、……では行きますよ!」
そして彼女達は森の中へ突入した、その先に新たな出会いがあるとも知らずに……。
どうも、最近精神が不安定な作者です。
森で食べ物がそう簡単に見つかると思ったら大間違いです!
ですが、トウヤくんにはチートな彼女(能力)がいましたねw
ん? 切羽詰まった彼女らはどうなるだって?
さぁ? それはトウヤくんと彼女達次第かな?
トウヤくんは今、晩飯中ですね。ではでは。
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次回も適当に見ていってね!




