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適当システムで異世界をいこう!  作者: 美空 蒼夜
6/8

第6話 旅には旅立つ拠点が必要でした

今回から最後の一言が始まります。

次回の話も少し出すかも?

それじゃあ、見ていってね!


 おっ?


 光が治まり、地に足がついた。

 そこで、目を開けて回りをを見渡せば。

 そこは辺り一面、短い草花が咲き乱れる草原だった。


「おおー! 結構綺麗な所に出たなー!」


 草花が風に揺られ、空気は澄んでいる。

 こんな所に小さな家を建てて、ゆっくり住めたら最高だろうな……。


『……マスター。言いにくいのですが、この草原は私の能力で生み出している草原なのですが』


「えっ?」


『ええと、その。……マスター、先ずは適当システムを開いてみてください』


 とりあえず、ソラの言葉に従って適当システムを開いてみる。


『適当システム』


 ステータス

 マイワールド NEW!

 ???

 能力リスト

 アイテムボックス

 ????

 ?????

 ???

 ????

 ??????

 ??

 システム


 ……なんか増えてるし。

 マイワールド。私の世界……ね。

 なるほど。先程のソラの言葉か本当ならば、これは俺の箱庭的なのを作り出したのだろう。


『違います! これは貴方だけの世界そのものなんです! 箱庭程度と一緒にしてもらっては困ります!』


「お、おう。分かったよ」


 ソラの『心外です!』という気持ちがビシビシと伝わってきた。

 怖くは無いが、俺はソラには逆らえないと、感覚で理解した。


『さぁ! マイワールドを選択してください!』


 ええっと、マイワールドっと。


『マイワールド』


 拠点

 草原フィールド (←現在地)

 外に出る


『出来ましたか? これもマスターの成長によって、どんどんパワーアップしていきます。今から言うことはヘルプでも確認出来ますが、ちゃんと聞いといてくださいね!』


 それからソラから聞いた事をまとめると。


 このマイワールドとは、地球でも異世界エルリオーレでも無い、俺の適当システムで生み出された小規模の空間世界らしい。


 表示されている拠点は、おれ自身の家みたいなものだそうだ。

 ……どうやら、最初は最低限の設備しか無いようだが。トホホ……。


 次にフィールド。

 今はまだ、草原フィールドしか無いが。俺自身の成長で増えていくらしい。

 実は、俺の成長以外にも条件があったりもするらしいが……。


 最後の外に出るとは、その名の通りこの世界から出ること。

 今はエルリオーレにしか行けないが、いつか地球にも行けるようになるのだろうか……。


『マスター! 次は拠点に移動してみてください!』


「はいはい、拠点ね」


 ポチッ、――――シュパン!!



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



 ――――シュポン!!


 お、着いたなって。……なんじゃこりゃ。

 転移すると、質素な感じの部屋に出た様だ。

 

『ここは、マスターの拠点です。先程に言った通り、現在の設備は最低限しか用意されていません』


「うそん……」


 部屋には最低限の設備――小さいテーブルと椅子、壁にはクローゼットと小さいドアが二つ――しかなかった。


『現在の設備はテーブル(小)と椅子(小)。クローゼット(中)に小さいトイレ。マスターの後ろにあるドアは設定すれば各フィールドに行けます。……現在は草原フィールドにしか行けませんけど』


「――ハッ! トイレはどっちだ!?」


 急いで確認したらちゃんと水洗だった。

 ヤバイヤバイ、ボットンだったら気絶するとこだった……。


『大丈夫ですよマスター! 私はマスターのことをちゃんと分かってます!』


「……おおう、ソラが女神様に見える」


『め、女神様なんてそんな……。マスターが喜んでくれるなら私ももっと頑張りますね!!』


 健気だなぁ……。

 両手を握りしめて笑うソラはマジ天使だ。


『あっ、そうですマスター! これから外に出ますが、私からマスターにお願いがあります』


「お願い? いいぞ、俺に任せろ」


「はい! これはマスターにも役立つお願いです。エルリオーレで集めたアイテムをこの拠点に持ってきてください。そうすれば、そのアイテムを解析してレシピが作れる様になります!」


「レシピ?」


「そうなんです! 今はレシピが一つも無いですけど、レシピがあれば素材無しでもアイテムを創造出来る様になるんです!」


「……それ、リメアスの十八番じゃね?」



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



「――へッくしゅん! ……誰か僕の噂をしてないかい? おっと、今は奴等をどうにかしないと……ぶつぶつ」



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



『いいえ、リメアスは大体のものは対価無しで創造出来ますが、マスターはアイテムやマスター自身の魔力をPにしないと創造出来ません……』


「いやいや、充分凄いって! リメアスは創造神だよ? 神と同じじゃなくても、それに近い事が出来るのは凄いことだ!」


『そうですね……。では、気を取り直してマスター。これから、今度こそエルリオーレに降り立ちます。マスターは最初に何をしますか?』


「そうだなぁ、能力のレベル上げに素材集め。後は町を見つけての情報収集かな?」


「分かりました! それでは、そのような方針でいきましょう」


 よし、それじゃあいくぞ! 異世界エルリオーレへ!


 ポチッ、――――シュパン!!


 


旅に出たらやはり帰ってくる拠点が必要ですよね!←作者の主観

次からは遂に、旅が始まりますね。

テンプレだと馬車が襲われてますが、トウヤくんは何に会うのかな?

評価やブックマークありがとう!

レビューや感想も待ってるよ!

次回も適当に見ていってね!


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