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二十八歳の私  作者: マック アダソン
第3章 20代の終わりの実感
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② 今の仕事と課題

二十八歳になろうとしている今、私は現在の職場で働きながら、自分の課題とも向き合っている。

今の職場に入った当初、私は花の仕事に携わっていた。ワイヤリングの技術を覚え、少しずつ作業の速度も上がっていった。花に触れる仕事は、私にとって前職から続いている大切な仕事でもあった。

 しかし現在は、花に関わる業務から離れ、瓶の整理や植栽の手入れが中心になっている。

もちろん、それらの仕事も職場にとって必要な業務である。だからこそ、任された以上はきちんと取り組まなければならないと思っている。

それでも正直に言えば、花の仕事から離れてしまったことへの寂しさや不安はある。

また花に関わる業務へ戻ることができるのだろうか。このまま別の作業が中心になっていくのだろうか。私はこれから、どのような仕事をしていくのだろうか。

そんなことを考えることがある。

ただ、この半年間を振り返ると、できるようになったことも確かにあった。

瓶の仕分けは、以前よりも速度が上がった。ワイヤリングの技術も一度は身につけることができた。マスクを着用すること。用途別のハンカチを持参すること。メモを取り、毎朝ノートを読み返すこと。そうした自分なりの対策も、少しずつ習慣になってきた。

服薬や飲み物を工夫したことで、仕事中の離席も以前より改善されてきた。

また、生活面でも考えることが増えた。浪費を抑えること。自炊や節約をすること。働くということは、職場での作業だけではなく、自分の生活全体を整えていくことでもあるのだと感じるようになった。

 一方で、今の私にはまだ課題も多い。

不安や悔しさを感じた時に、手を口に入れてしまうことがある。指をなめてしまうこともある。作業中に空想してしまったり、思い出し笑いや鼻歌が出てしまったりすることもある。物を置き忘れてしまうこともある。人の説明を最後まで聞かず、途中で質問をしてしまうこともある。不自然にゆっくり歩いてしまうこともある。

それらは一つ一つを見ると、小さな癖や行動のように見えるかもしれない。

 しかし職場で働く上では、どれも大切な課題である。

衛生面。集中力。安全意識。物品管理。人の話を最後まで聞くこと。周囲に合わせた振る舞いをすること。

それらは、どの職場でも求められる働くための基礎なのだと思う。

 今の職場は、私にとってただ働くだけの場所ではない。次の段階へ進むために、自分の課題を見つめ直す場所でもある。

将来的には、もっと長い時間働けるようになりたいという思いもある。五時間勤務に戻し、その先で新しい仕事や転職を考えることもあるかもしれない。

けれど今、焦って次へ進もうとすれば、目の前の課題を置き去りにしてしまう可能性がある。

だからまずは、今の職場で働く土台を整えなければならないのだと思う。

手を口に入れそうになった時は、水を飲む。ハンカチを握る。説明は最後まで聞く。私物は一つのかごやバッグにまとめる。離席する時には必ず確認する。指摘されたことはノートに書き、作業ごとに整理し、毎朝読み返す。荷物は一度に一つずつ持つ。不自然にゆっくり歩かないように意識する。

どれも簡単なことではない。すぐに完璧にできるわけでもない。

 けれど、こうした一つ一つを直していくことが、これからの働き方につながっていくのだと思う。

三十歳が近づいている今、私は自分の将来について考えずにはいられない。

この先も今の職場で働き続けるのか。いつか別の職場へ進むのか。また花に関わる仕事へ戻ることができるのか。その答えはまだ分からない。

しかし一つだけ分かることがある。

どこで働くとしても、働くための基礎は必要だということである。

私は今、その土台を作っている途中なのだと思う。

花の仕事から離れてしまった不安。衛生面や集中力の課題。振る舞いへの指摘。将来への焦り。

そのすべてを抱えながらも、私は今の場所で働き続けている。

三十代へ向かう前に、まずは自分の足元を整えたい。

それが今の私にとって、仕事と向き合うということなのかもしれない。

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