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グッド・ジョブ エピソード0  作者: 渡夢太郎
五章 ナチュラル・グリル
97/132

ジェニファーとの関係

「良いわよ。でもかなり厳しいわよ」

「はい、耐えます」

「その前に体鍛えなくちゃね。もっとパワーを

付けないと大きな男とは戦えないわ」

「了解です。頑張ります」

「さっそく明日の朝からトレーニングよ」

「はい、お願いします」

亮は心も力も強い男になって行く事を心に誓った。


~~~~~~~

「我々のせいで亮に迷惑をかけたようだ」

電話を切った文明は翔記に言った。

「そうだ。亮の命にかかわる問題だった」

「亮と一生付き合う事に決めたのだから、亮にガードを付けるつもりだ、

 せっかく上手く行きそうなビジネスが途中で終わったら残念だからな」

「誰を付けるつもりだ」


「ああ、例の組織の人間を付ける。

誰にも気づかないようにもちろん本人にもだ」

「資金はどうする?」

「燃料のビジネスが上手く行けばそんなもの微々たるものだ」

「そうだな、我々にとって亮はなくてはならない存在になった。守ろう」


~~~~~~

車に乗ってボストンに向かう途中ジェニファーは真剣な顔で亮に聞いた。

「ところで亮、もうすぐ夏休みだけど日本に帰るの?」

「はい、そのつもりですけど。日本に帰ってもトレーニングは休まずにやります」

亮が真面目に答えるとジェニファーは違う事を考えていた。

「いいなあ、日本のラーメン一度食べてみたい」

「そうですね、美味しいラーメンと寿司は

日本に行かないと食べられないかもしれませんね。

ぜひ日本に遊びに来てください」


「本当!行きたい。でもホテルが高いのよ」

「ええ、特に東京はホテル代が高いですね。

海外の旅行客には気の毒です。

 でも日本のサービスレベルからすれば五つ星の

ホテルじゃなくても安心して泊まれます」

「本当!じゃあ行ってみようかな」

ジェニファーが嬉しそうな顔をすると亮は恥ずかしそうに言った。

「良かったら、僕の家に泊まってください」

「嬉しい!」

ジェニファーは亮に抱き付いたが亮は硬直したままで

一点を見つめ、されるがままになっていた。


ジェニファーは激しくキスをして

乱暴に亮のTシャツを捲りあげ

胸板にキスをした。

「どう?」

「気持ちいいです」

ジェニファーは自分のTシャツを脱いで

豊満な乳房をさらけ出し亮の口元にそれを出した。

「吸っていいわよ」

亮は両手でそれを揉み乳首を吸った


「ああ、いいわ」

ジェニファーは亮の股間に手をやって

それを擦った。

「亮のものこんなに大きい」

ジェニファーは亮のズボンのチャックを降ろした。

「うふふ、あの時のビキニパンツ可愛いい」

ジェニファーはそれを降ろして亮の物を咥えた。

「あああ」

亮は声を上げた。


「可愛い」

亮の快感が頂点に達するとジェニファーは口の動きを止めた。

「あっ」

亮はどうしていいか分からなかった。

「亮、私が欲しいい?」

「は、はい!」

「うふふ、可愛い」

ジェニファーはそう言ってパンツを脱いで亮を跨いだ。


「入れたい?」

「はい」

「その代わり私とはアメリカに居る間離れちゃダメ、良い?」

「はい」

「よろしい、続きをやりましょう」

ジェニファーは上に乗って腰を動かし

亮は合った言う間に果ててしまった。

「意外と早いのね、亮」

「いいえ、鍛えます」

「うふふ、わかったわ。そっちも教えてあげる」

亮とジェニファーの不思議な関係が始まった。


ボストンに帰った亮はニューヨークに行って

櫨場俊夫や鈴木妙子に会ったにも関わらず進展がなく

頭の中のモヤモヤを晴らすことが出来なかった。

「亮、何を考えているの?」

早朝隣を走っているジェニファーが声をかけた。


「明日、日本に帰ります」

「そう・・・まだ休みじゃないわよね」

ジェニファーが寂しそうな顔をした。

「ええ、でもどうしても気になる事があって」

「気にある事って?」

「妙子さんに会ってもう一度聞きたい事があるんです。

こちらにいて色々思いを巡らすより

 会った方が早いと思って」

「うふふ、そっちか」

ジェニファーは亮が妙子に恋をしたと

思ってその後は何も語らなかった。

~~~~~

亮は授業の後部屋に戻るとあわただしくトランクに荷物を入れて

日本に飛び立った。


亮は18時30分にトランクを持って目白の自宅チャイムを鳴らした。

「ただいま」

「亮さん、どうしたの?突然に!まだ学校休みじゃないでしょう」

母親の久美は驚いて玄関を開けた。


「うん、ちょっと日本に用があって」

「お父さんに連絡しなきゃ」

「あっ、連絡忘れていた」

亮は家に入ると玄関にトランクを置いた。

「夕食どうするの?」

久美が嬉しそうに聞いた。


「お母さんは?」

「みんな遅くなるみたいで・・・」

「じゃあ、僕が何か作るよ」

「本当!」

亮は冷蔵庫の中をのぞいた。

相変わらず冷蔵庫の中は高級食材でいっぱいで

亮の頭にはたくさんのレシピが浮かんだ。


てきぱきと料理を作った亮は久美と二人で食事を始めた。

「相変わらず料理が上手ね。向こうでも作っているの?」

「いいや、スーパーが遠くて食材を買うのが面倒だから朝ごはん用の

 ジャムとかピーナッツバターとヌテラとか買い込んでいる」

「野菜食べないとだめよ」

「わかっています」

亮がテレビを見ているとバレーボールの番組が始まった。

若い女性の応援の歓声はまるでアイドルのライブのような

様子だった。


「最近のバレーボールの選手。イケメンが多いのよ。

背が高くてかっこいいでしょう」

「確かに」

と言っても日本対カナダ戦は大差で負けていた。

「アメリカではバレーボール人気あるの?」

「アメリカは世界ランク2位でもアメリカンフットボールや

バスケットボールと比べるとね」

ハーフっぽい顔立ちの17のゼッケンをつけた男が亮の目に止まった。


「この人・・・」

「ロバートよ。アメリカ人と日本人のハーフなんだって」

「道理で」

亮は選手の手の大きさや動きを見て

佐藤敦子が扼殺されたイメージを思い浮かべていた。

「亮も向こうの女性と結婚したら、きっと美男美女が産れるわよ」

久美は突然変な話を始めた。


「それはお姉さんたちに言ってくれるかな。

日本人男性は思った以上にもてない」

亮は勝手な思い込みを言い張った。

「そうかしら・・・あの秋山さんとはどうなったの?

良いお嬢さんだったけど」

良子との関係を知らない久美は亮が思い出したくない話を始めた。

「ああ、他に好きな男が出来たみたいで9年前に別れた」

「そう・・・そんな昔だっけ」


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