亮と徹
亮は以前秀樹から聞いた話をした。
「そうか、なるほど」
「いつか、女性のだけのお店を作ってみたいですね」
亮が何気なく言った事が将来実現された。
「じゃあ、仕事の分担を決めよう。あっ、そうだゲームは?」
弓子が段取り決めようとした
「有るよ、妹のプレステ」
「妹さんの合宿ってなに?」
亮は付き合いが長くなって来て良子の家族が気になってきた。
「バレーボール部の合宿」
「へえ、妹さんバレーボールやっていたんだ、知らなかった」
「だって何も聞かないんだもの」
「そうですね、すみません」
亮は良子に頭を下げた。
2日後、練馬の秋山良子の家に4人が集まり
亮はステーキ用の肉とル・フルールのケーキを持って行った。
「すごい!この霜降り肉高いでしょう」
弓子が肉を見て指で突いた。
「大丈夫です。商売の関係で安く手に入るんです」
「それにル・フルールは並ばず入れるし」
良子はお金持ちの亮を自慢した。
亮が料理を作り良子がそれを食卓に運んで
理想的なカップルに見えた。
それを弓子は嫉妬していた。
食事が終わりケーキを食べていると良子の携帯に本田徹から
命令的なメールが来た
「今夜行く、股を開いて待っていろ」
それに対して良子は拒否した。
「ダメ、みんないる」
「玄関の鍵を開けておけ!みんなが帰ったら抱いてやる」
その支配的な言葉に良子の下半身が熱くなった。
良子は直ぐに立ち上がり玄関の鍵を開けた。
それから30分後、玄関の方から
ガタガタと音がした事に亮が気づいた。
「玄関で音がした」
「うん、うち時々ラップ音がするの。ちょっと見てくる」
良子はそう言って立ち上がると2階へ上がって行った。
すると、階段の上った所にニヤニヤと笑って
徹が立っていていきなり良子の胸を鷲づかみにしてキスをした。
良子は徹を押して自分の部屋に連れて行くと声を上げた。
「やめてよ、いきなりキスなんか」
「あはは、俺の体が欲しかったくせに」
徹は完全にのぼせ上っていた
「みんな帰らなかったらどうするのよ」
「大丈夫だよ、早帰りの愛しい團君がいるんだろう」
「でも、弓子達が」
「あの二人は大丈夫だ。どこかでお泊りをする予定だ、
良子の家に泊まるって家族に言ってな」
「もう・・・」
良子は徹の胸を叩いて部屋を出ようとすると
徹は後ろから良子の胸をつかみ激しく揉んだ。
「早く追い返せ」
徹は耳元で囁くと息を吹きかけた
みんながいる、居間に良子が戻ると心配した亮が聞いた
「秋山さん、大丈夫でした?」
「う、うん。いつものラップ音だった」
「ラップって歌でしょう」
弓子が聞くと佐田が弓子を馬鹿にして言った
「お前馬鹿だな、ラップ音は心霊現象だよ」
「本当?良子。大丈夫?私達泊まろうか」
弓子は良子にとても優しいふりをして言うと亮は
良子を安心させるように言った
「さっきの音はラップ現象じゃないですよ、乾燥したりすると
家の柱のつなぎ目がずれて音がでるんですよ」
「うん、大丈夫。ありがとう弓子」
亮がラップの説明をすると良子は引きつった顔で笑った
「そうか。良かった」
弓子がホッとした顔をすると亮は
時計を見て帰り支度を始めた。
「そろそろ、僕は帰ります」
「ええ、もう帰るの?」
弓子が驚いていた。
「うん、團君は門限だものね」
良子は亮をどんなに引き止めても無駄な事を知っていた
「いや、そういう訳じゃないんだけど」
亮は直ぐに台所に入り食器を洗い綺麗にかたづけはじめた
「じゃあ、良子私達も帰るわ」
「そう」
良子は2階にいる徹が気になって弓子たちを引き止めることもしなかった
三人は玄関で良子に見送られて帰っていった。
良子が玄関の鍵を閉めようとした瞬間
後ろから徹が良子の両乳房を押さえ
良子を居間に抱き上げていった
「待ちどうしかった」
徹はあっという間に良子の上半身を裸にして
良子床に逆さまにして穿いていたGパンを脱がせ
徹は良子の体にむしゃぼりついた
~~~~~~~
「あっ、レポートを良子に渡すのを忘れた」
弓子がバックからレポートを取り出すと
亮は弓子からレポートを受け取って良子の家に戻った。
「僕が届けます」
亮が玄関のチャイムを鳴らそうとした時
良子のなまめかしい声聞こえた
童貞の亮でもその声が何の声か容易に理解できた
亮は玄関のノブに手をやると
鍵が掛かっておらずドアが開き
居間の半開きドアの向こうに白い水着の跡がついた良子が
お尻を突き出して男に責められている姿が見えた
それを見た亮の心臓がドキドキとし頭はクラクラとして、
今にもそこにしゃがみこみそうになった。
亮は大きく溜息をついてレポートを玄関マットの上に
置き静かにドアを閉めて駅に向って歩いた。
良子の普段と別人のような声、男の動きに尻を
振る裸の姿が頭から離れられなかった
「秋山さん、すみません」
亮は良子を抱いている男に嫉妬するより
良子を満足させられなかった男で申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
~~~~~~~
「良子、團と言う男金持ちなんだろう」
ベッドで横になっている徹がにやけた顔で良子に聞いた
「ええ」
「将来玉の輿だな」
「そんなつもりは・・・、彼は純真なんだから」
「なんだ、俺とセックスをして奴とは純愛をしたい訳か」
「そういう訳じゃ・・・」
「俺とあの男どっちがいい?」
徹は良子の胸をつかみキスをしながら下半身をなでた
「どっちだ?」
徹が激しく下半身を責めると良子は激しい
呼吸でやっとのおもいで声を出した
「と、徹がいい」
「そうか、あはは」
徹は良子を寝取った満足感でいっぱいだった
「なあ良子、俺ロレックスデイトナが欲しいんだ」
「あれ100万円以上するじゃない」
「美宝堂の息子を騙せば簡単だろう。
童貞男に一発やらせれば夢中になって貢いでくれるさ」
「そんな事嫌よ!」
良子が断ると
「そうか・・・」
徹はニヤリと笑って良子をまた抱き始めた
~~~~~~~
人並み以上の記憶力がある亮は
良子の裸身と声が何回も何回も頭をよぎり
記憶を消せないまま、西武線の椎名町駅から
目白の家までトボトボと歩いて帰った。
家に帰った亮を見かけた秀樹は
「亮珍しく遅かったな、どうした?」
「ちょっと・・・」
秀樹は亮の潤んだ目を見て何かを感じた
「どうした?彼女に振られたか?」
「えっ!」
亮は秀樹の言葉が的中したので足の力が抜けた
「あっ、的中か。悪かった」
秀樹は亮の肩を叩いた。




