↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
推しと異世界召喚    作者: 安寿
PR
27/77

Y1近衛騎士団長 ユーリ・フィッツジェラルド

僕はキングスマナリン王国近衛騎士団隊長ユーリ・フィッツジェラルドである。


今国王の命を受けて、大神官さまが召喚した、聖女さま、勇者さまを捜索に向かっている。


無事宮殿の魔法陣内に召喚成功した大賢者さまの教えにより、お二人がいる森の地図が示された。


その場所に向かって捜索隊が急遽結成され、宮殿近くにいてすぐに動きが取れるということで我々近衛騎士団の出動となった。


しかし、大賢者さまが示した森というのが、魔物が多く潜む王国の暗部ともいうべき危険区域なのだ。なぜそのような危険な場所に召喚されてしまったのか、大賢者さまは座標が多少狂ったせいだとおっしゃっていたがこれってとんでもない失態なのではないかと大神官である、ナデル・ミリンボーンのことを恨めしくおもってしまう。ナデルとは幼馴染みで旧知の仲だが、いざという肝心なときにやらかしてしまう傾向がある。多少ビビりのところがあるから、この未曽有の大災害に、魔物軍との戦いのために王国の運命をかけての召喚儀式ともあれば、ナデルがビビりまくり、失敗しても仕方ないよなと恐れてはいたが、やはりこのようなことになるとは。まったく魔法能力や魔法技能の優劣だけでなく、精神の強さも必要なのではないのかと思わずにはいられない。大神官を選ぶにあたって、他に人材がいなかったのかとか、家柄とかいろいろあるからナデルがなるのは至極当然の流れではあったのだが。こうして、本当は国王のいる宮殿の警備が主たる仕事の近衛騎士団が宮殿から離れてしまうということは、宮殿警備に穴があるということなのだから。


まあ、一番近くなのが近衛騎士団であり俺たちが派遣されたのは必然ではあったとは思うのだが。


そして部隊が森に到着し、大賢者様がお示しになった地点に差し掛かったとき、事は起こった。

今までに遭遇したことのないような嫌な悪寒がしたかと思うと、きみの悪いマントを被り顔が見えない軍団に出くわした。

それが魔法攻撃を仕掛けてくる、魔物ディスイークの群れ。群れというより人型の魔物なのでディスイークの軍団といった方がいいかもしれない。結構な規模である。ディスイーク200体はいる。

これってヤバいんじゃ?と思った時には遅かった。


退却して魔導士を連れての編成に変えての出直しをはかったようがいいのではと即座に判断、退却命令を出そうとしたその瞬間。


やつらの魔法攻撃が直撃した。

あまりの衝撃に一瞬何が起こったか分からないほどの強い魔法波。辺りがピカっと真っ白になり、そして真っ赤な血のような色になった。


僕は何とか部隊を守ろうと、剣を魔法波に当て剣で返そうとしたが、むしろ雷に対する避雷針のように光を集めてしまい、


魔法攻撃を集中して受けてしまうことになった。

熱い、熱く焼けただれて、瞼はくっついて離れない。

目を開けて部隊の様子を確認することも出来ない。

そして、とてつもなく痛い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。