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推しと異世界召喚    作者: 安寿
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24/77

R1大賢者

「国王様、大賢者さまの召喚無事に成功しました。」

神官らしく男の声に俺は目を開けた。


ここは?

どうも宮殿らしきところの魔法陣の中に俺はいた。


「大賢者さま。」


恭しく頭を下げる神官らしき男。さらに神官やら魔導士らやと見受けられる多数の人々。そして、みるからに高位の存在らしき衣装をまとった高貴な風貌を持つ男性。国王様とはかの人のことだろう。


ん?大賢者。

魔法陣。

どうやら俺が大賢者さまとやららしい。


俺は実近《さねちか》 蘭之丈《らんのじょう》。アイドルグループ ヘブンズゲイトのボケ&ハモリ担当。

今絶賛ライブ中なんだが、召喚とやらをされたらしい。

 宮殿らしきところに、赤い魔法陣、そして大賢者さまとやららしいことを伝えられるということは召喚は成功したということなのだろう。召喚は成功しましたって言ってたし、そうなんだろ。

素直な性格の俺はあっさりこの状況を受け入れることにした。

ドームで俺を待っている天使ちゃんたちのことは気になるけど仕方ない。なんか蘭之丈くん新しいお仕事があるみたいです。この異世界とやらで。

ここはピシッと決めるとこは決めないといけないかもしれない。

ゲーム大好き蘭之丈くんはここがファンタジーな世界であることを一瞬で見抜いて把握した。うーん、俺最高。あったまいい。

大賢者というからには頭いいってことなんだろうし、それらしくしといた方がいいんだろう。

なんか楽しくなってきた。


ゲームの世界とかだと確かステータスとかが見れるはず。

うーんどしたらいいのかな。

考える間もなく、俺の前に透明なプラスチックみたいな板が出現し


ステータス

:大賢者

スキル :適応力

    :無限把握


スキル適応力はもう発揮されているんだろう。この状況に焦りや不安ひとつ感じずここにいるんだから。

無限把握。

まあ、いいか。







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