第52話_仲間思いを継いだ日――芯
「お父さん!」
ルカは目に涙をためて走った。倒れているシンの元に走った。
ルカはシンの顔を見た。土気色で、生気がなかった。手を握った。まだ温かかった。胸に手を当てた。鼓動は鳴っていなかった。静かだった。
「お父さん……目を……目を開けてよ……」
ルカはシンの手を頬に当てた。頬を伝わる涙がシンの手を濡らした。
静寂。シンが目を開けることはなかった。
「お父さん! ごめんなさい……私、お父さんが探してくれてたのに素直になれなかった、メッセージも受け取らず、逃げてばっかりで……こっちに来てもそう……勇気が出なかった……本当はいっぱい話したかった! 褒めてほしかった! もっと一緒に遊びたかった! ケンカもしたかった! 逃げてばっかりでごめん……本当にごめん……ありがとう……私も大好きだよ……」
ルカは一人で叫び、泣いた。
だが、その声には何も返ってこなかった。
静寂が続いた。
「おやおや、泣かせますね……いやあ実にすばらしい」
エゲツェンコが氷を割り這い出てきた。
「な……エゲツェンコ……」
ルカがシンを抱きしめて睨んだ。
「おやおや……そんなに睨まないでくださいよ、私も少なからず心が動きました……」
エゲツェンコは目頭を押さえた。
「……なんてバカな親子なんだろうって……」
エゲツェンコはルカに近づいた。
「何よ! ヴェノルクスはもう倒したわ! 貴方達の計画にはヴェノルクスが必要なんでしょ! もう終わりよ!」
「おやおや……笑わせてくれる! 本当に面白い子だ……君は……弱くて滑稽で……本当に楽しい子だ」
エゲツェンコは腹を押さえて後ろにのけぞった。
エゲツェンコは鈴を取り出した。鈴を鳴らした。頭に響くような甲高い音をたてた。
体が割れたヴェノルクスが赤黒い眼を開けた。
ゆっくりと起き上がった。
「な……なんで!? お父さんが倒したのに……」
ルカは震えていた。
「おやおや……冥途の土産に教えて差し上げましょう。こちらの鈴はねぇ……黄泉の魂鈴といいましてね……死体も操れるんです。ただ、ここまでボロボロだとそこまで時間が持ちませんが……あなたたちを全滅させるには十分でしょう……」
エゲツェンコは少し離れた場所に歩くと黒杖に体を預けた。
「……せいぜいあがいて私を楽しませてください。やれ……ヴェノルクス」
エゲツェンコは鈴を掲げた。
ヴェノルクスが咆哮を上げた。ゆっくりと崩れた体を引きずりながらルカとシンに迫ってきた。
ヴェノルクスは手を上に振り上げた。
ルカはシンを抱きしめた。
大きな衝撃音が響いた。衝撃は来なかった。
ルカは目を開けた。
ボルゾイが目の前に立ち、ヴェノルクスの一撃を受け止めていた。体からは血が吹き出し、腕が折れていた。
「ルカ……大丈夫ぞい? シンは……シンは傷つけちゃいかんぞい」
――シンの体は無傷で助けるぞい……何としても……ぞい……
「ボ……ボル爺! 血が……」
ルカはボルゾイに手を伸ばした。
ヴェノルクスが鱗を棘に変えた。一斉にボルゾイ目掛けて射出した。
突風が吹き、棘を弾き飛ばした。棘はルカやシンたちを避けて地面に突き刺さった。
「全く……無茶するんじゃないですよ……」
エレナリアが蒼く、緑色に光っていた。
エレナリアの指先が崩れ始めていた。
「エ……エレナも……ダメだよ……無茶したらダメだよ……」
「おやおや! 何て美しい! 仲間を守る素晴らしい友情だ! 何て仲間思いの人たちなんだろう。人間が! エルフが! ドワーフが! 手を取り合い、支え合う! 嗚呼! 何て素晴らしい世界だ」
エゲツェンコが両手を広げ空を見上げて叫んだ。演説をするかのように周囲を見ながら叫んでいた。身震いをしていた。愉悦に満ちた目だった。
「クズめ……」
セルジアが立ち上がった。双剣を抜くと右眼が、赤い右眼が揺らめいた。右半身を炎が包み、禍々しい黒炎の剣を象り始めた。
――一発ぐらいは使えるか……
「煉獄のォオオオッ!」
セルジアの右手が黒炎を巻き上げた。周囲の地面が解け始めた。
「豪炎ゥウウウウッ!」
セルジアが剣の切っ先をエゲツェンコに向けた。黒い光線が射出され、エゲツェンコに向かった。
エゲツェンコはセルジアをにらんだ。エゲツェンコの左眼が蒼色に輝いた。縦に線が入った目だった。黒色の光線に手をかざすと、そのまま握りこんだ。
黒炎はエゲツェンコの手の中で黒煙に姿を変えて消え去った。
エゲツェンコの右手の指輪が一つ砕けた。あと一つだった。
「な……何だと……」
セルジアは膝をついた。
「おやおや……恐ろしい威力ですね……貴方の魔力がなければ私は死んでいたかもしれませんね……全く本当にあなたもかわいくて面白い子だ。セルジア・ヴァイゼン」
エゲツェンコは両手を前ではたいた。黒煙を払った。
「おやおや、皆さんお待ちかねですね……」
エゲツェンコは両手を胸の前で交差させた。
「いよいよフィナーレ! っといきましょう! やれヴェノルクス」
エゲツェンコは、後ろにのけぞりながら両手を広げ、鈴を振り鳴らした。
ヴェノルクスの口に漆黒の波動が集まり始めた。
空気が揺れ、地面が揺れ始めた。
黒色の光が煌いた。
「あんたたちほんと何なのよ……私の仲間を、家族を何だと思っているのよ……」
「私の仲間を傷つけてんじゃないわよ! 皆は私が守る! 大好きな家族を!」
ルカは拳を握り、立ち上がった。
ボルゾイとエレナリア、シンをかばうように立った。
ヴェノルクスが蝕の波動を放った時、
ルカの拳が、光った。体が光った。
黄、白、緑、橙、赤、青、桃が混ざった七色に光った。
光がルカの全身を包むと同時に、
ルカの目の前は真っ白になった。
――――――――
ルカは上下左右が白、辺り一面が真っ白な空間に来ていた。
「え……みんなはどこ!? ここは!? ヴェノルクスは? エゲツェンコは?」
ルカは上下左右を見渡した。不安げに、焦燥感を持ちながら歩いた。
「落ち着きなさい……」
男の人の声が白い空間に響いた。
「誰!? 神様!?」
ルカは音の方を向いた。
「お久しぶりですね。ルカ・クレイン」
輪郭のぼやけた男性が立っていた。
ルカよりも少し背の高い引き締まった体躯に、白銀の軽鎧と外套をまとった姿。黒髪で、黒い瞳、鳥の意匠が象られた緑の片手剣を携え、首元に揺れる三日月を象ったネックレスが、神秘的な異彩を放っていた。
「何でここに!? もしかしてまた私、死んじゃったの!?」
ルカは目を見開いた。
「そうではありません……少し話があるだけです。必要なので私が呼び出しました」
男は左右に首を振った。静かにルカに近づいた。
「話があるなら早くして! 皆を守らないと! 助けないと……」
ルカは拳を握った。手は震えていた。
「安心してください、ここは止まった時の世界です」
男はルカの肩に手を添えた。
「そ……そうなの? それで話というのは?」
ルカは目を丸くした。神を見た。
「貴方のひねくれ者はLV0になりました……それと……」
神はルカに向かって静かに告げた。少し間を開けて空を見上げた。
「それと……?」
ルカは、神の横顔を見つめ、言葉を待った。
「仲間思いは……絆の柱はあなたに引き継がれました」
神はルカの眼を見た。
「私に? それは何で……?」
ルカは目を泳がせた。揺らいでいた。
「……」
神は答えなかった。
ルカはギルドカードに触れた。
ルカが内容を確認する前に中空に文字が浮かんだ。
ひねくれ者Lv0 という文字が浮かんでいた。
その文字は砕けて散ると新たなスキルが現れた。
スキル名:芯 LV1
——見栄も外聞も遠慮も猜疑も羞恥も躊躇も未練も保身も、自分への言い訳さえも削って削って、最後に残った剥き出しの本音が力となる。
続いて『絆の柱LV10』という文字が芯の横に浮かんだ。
二つの文字が重なると白い空間がさらに白く輝いた。
ルカは目をつぶった。しばらくして光が止んだ。
ルカは目を開けた。無数の文字が目の前に浮かんでいた。
スキル名:絆の柱・芯 LV1 効果 :大切な者への想いが、力となる。
——守ると決めた者のために、限界を超える。
——最後の時に、最も大切なものにこのスキルを継承する。
——承継したものの心根で新たな形を成す。
サブスキル:すべて持続時間は60秒
《庇護の本能》
対象者を守るときに自身のSPDが5倍になる。
《守護の盾》
対象者を守るときに自身のDEF/MNDが5倍になる。
《繋がりの明光》
仲間と心が通った時、自身や相手の思考・感情を共有する。
影響範囲は関係性による。
《想いの奮起》
守るべき仲間が他の仲間を守る姿を見たとき、
対象者のSTR/DEX/DEF/SPDを2倍強化する。
《明光の聖拳》
仲間を守り、未来につなぐと決意したとき、
STRの10倍の必殺の一撃を放つ。
《軌跡の模倣》
対象者と自身の思いが通った時、
その対象者のスキル/ステータスを100%模倣する。
《信愛の恩寵》
仲間と認めたもののHP/MPを50%回復する。
《追い詰められた強さ》
自身、あるいは、仲間がHP20%以下の状態でSTR・SPD 1.8倍になる
《意地》
自身、あるいは、仲間が攻撃を受けたとき、
LUK×30%の確率で致死の攻撃を踏みとどまる。
《折れない心》
常時全ステータスが1.5倍
「これは……仲間思いと……ひねくれ者? 名前が変わってるんだけど……」
ルカは空に浮かんだ文字を見つめていた。
――でも、ひねくれ者のデバフスキルがない……それに効果が変わってる? 芯っていうのは何?
「もともとあなたのお父さんのスキルは絆の柱という名前だったのです」
神はルカの横に立った。
「そうなの? なぜ名前が違ったの?」
ルカは神の方を見た。
「さあ……私にはわかりません。彼の心根の問題ではないでしょうか」
神は肩をすくめた。
ルカはもう一度空を見上げて文字を見た。
――心根の問題……ひねくれ者もそうだよね。芯。削って削って最後に残った力。ひねくれ者の強化だけが残った本当の力。私の強さ……
「さあ、時間もありません。行ってください」
神はルカを見た。笑っているようだった。
「わかった! この力を使ってみんなを守れってことだね! お父さんと私の力を使って……」
ルカは下を向いた。目に涙をためた。
顔を上げ、目を拭い、両手で顔を三度叩いた。真っ白な空間に大きな音が響いた。
「よし! いいよ! いつでも!」
ルカは顔を上げた。
「行ってください」
神がそう告げるとルカの目の前は真っ白になった。ルカは姿を消した。
「遥……いい娘を育てたな……」
ワタルは真っ白な虚空を見上げてつぶやいた。
――――――――
ルカはヴェノルクスをにらんでいた。
漆黒の波動がルカの目の前に迫っていた。
「ヴェノルクス、私が貴方を倒す。私の仲間を守るために……お父さんの力に私のすべてを乗せて……皆の未来のために……私の未来のために!」
ルカは腰を落とした。
大きく息を吐き出し、左右の腕を上下に交差させ、円の軌道を描くように構えた。
「私はルカ! ルカ・クレイン! この世界に希望をもたらす者よ!」
迫りくる漆黒の蝕流を、前の手で下からすくい上げるように受け止めた。
円を描くように払った。
逆の手も同様に上から回して抑え込んだ。
その澱みのない円の流れが蝕龍のブレスを霧散させた。
その流れのまま拳を握りこんだ。
腰をさらに深く落とした。
全体重を乗せて、
十七年間の研鑽を乗せて、
八十二日間の異世界生活の中で出会った仲間たちの思いを乗せて
最後に残した父の力のすべてを乗せて
削って削って削り切って最後に残った自分の心根、
芯という強さ、
仲間への、家族への、父への、母への感謝を乗せて、
正確に、鋭く、まっすぐ、拳を伸ばした。
止まったことがある拳を。
一度だけ道場で振れなかった、音が出なかった拳を。
今その拳は眩いまでの七色の光を放ち、
大きな音を立てて蝕龍の体を削り、焼失させた。
「おやおや……あなたなんてことしてくれたんですか!?」
エゲツェンコはルカに向かって早歩きで近づいた。
「次はあなたよ! エゲツェンコ!」
ルカはエゲツェンコを指さした。
「おやおや、蝕龍風情を倒したくらいでずいぶん粋がってくれるなぁ!」
エゲツェンコは語気を荒げた。
エゲツェンコは黒杖を振った。
エゲツェンコの右眼が金色に、左眼が蒼色に輝いた。
黒杖に禍々しい魔力が集まり、蒼白色に輝く氷龍が顕現した。
「負けないわよ! いや……勝つんだから!」
ルカはそれに動じずボルゾイやエレナリアを守るように構えた。
「おやおや、これを受け止められるとでも!?」
エゲツェンコが杖を振り下ろした。
氷龍が周囲を凍り付かせながらルカに迫った。
ルカは氷龍を叩いた。
連打。
連打。
連打。
拳がきしみ、血が噴き出した。
指も何本か折れていた。
それでも後ろにいる仲間を守るために、
拳が、体が動かなくなるまで叩き続けた。
だが、氷龍を破壊することなく、
ルカの拳は止まってしまった。
氷龍の残骸がルカを貫いた。
「ぐっ……」
ルカの体はまだ七色に輝いていた。
桃色に大きく輝き、ルカを、ボルゾイを、エレナリアを包むと傷が治った。
だが、その後七色の光はすぐに消失した。
ルカは腹の傷を確認するように撫で、エゲツェンコをにらんでいた。
「おやおや……今のを防ぎますか……ルカ・クレイン。すばらしい強さです。本当は連れ帰りたいところですが……ここで殺しておくことにしましょう。さあ! 祈りなさい」
エゲツェンコが再度黒杖を構えた。
セルジアがルカの前に立った。
両腕をエゲツェンコの方に伸ばし、指を開き、構えた。
「ルカ、エレナリア、ボルゾイ……すまない……この男はここで殺さなければ……この国が、世界が危ない……私と一緒に死んでくれるか?」
セルジアは後ろを少しだけ振り返った。
「おやおや……死にぞこないのあなたに何ができるというのですか?」
エゲツェンコは口を押さえた。隙間から笑みがこぼれていた。
「魔力を制御しないことならできるさ……」
セルジアの体が白紫色に光った。
「おやおや……最後の悪あがきですか? そんなものでは止められませんよ」
エゲツェンコが杖を振り下ろした。氷龍が咆哮を上げてセルジア達に迫った。
「ダーリン……すまないな……あの世で会ったら横に並んで笑ってくれ」
セルジアは目を閉じた。
「おいおい……そんなところで待ってるのはよしてくれよ……」
「な……」
セルジアが眼を見開いた。
突然目の前にダリオが現れた。ダリオは光り輝く剣を右手に携えていた。
ダリオは金色に輝く目をセルジアに向けた。
「明日の朝も一緒に並んで飯食おうぜ! セルジア!」
ダリオは氷龍をにらんだ。
光の剣を上下左右に高速で薙いだ。
地面を蹴った。
体を低くして氷龍の隙間を地面を滑るようにかいくぐった。
エゲツェンコの目の前まで来て輝剣が、セルジアの指輪をはめたエゲツェンコの右手ごと黒杖を切り飛ばした。
「ぐあああぁああぁ!」
エゲツェンコが右手を押さえた。
ダリオの後ろで氷龍がバラバラになり崩れ落ちていた。
エゲツェンコは魔力を高め回復を行おうとした。だが、光は出なかった。
――クソッ! 魔力枯渇か!
エゲツェンコは右手を拾おうとした。
だが、それをダリオが蹴り飛ばした。
エゲツェンコの右手はセルジア達の前に転がった。
「こ……このクソカスがあああ!」
エゲツェンコは叫び、ダリオに殴り掛かった。
その時エゲツェンコの背中に衝撃が走った。
「かーッ! 硬い体さねぇ!」
カルラは両腕に大きな竜巻を纏い、エゲツェンコの背中をえぐっていた。
エゲツェンコが振り返った瞬間、カルラは音もなく消えた。無音だった。
エゲツェンコは周囲を見渡した。
何もなかった。
空を見上げた。大きな穴があった。
その穴の近くには無数の大鎌が浮かんでいた。
「いいんですか……空を見上げていて」
エゲツェンコの下から声がした。
エゲツェンコは下を見た。マリアと目があった。
「いいんですかと聞きました……」
「ここは私の間合いですよ? ニコラス……いや……エゲツェンコ……」
マリアの全力の拳がエゲツェンコに突き刺さった。
下から突き上げる拳が。
地面を踏み砕くほど大地の力を借りた拳が。
エゲツェンコは大きく上空に打ち上げられた。
エゲツェンコの近くに大鎌が迫る、大鎌はエゲツェンコの体を刻み始めた。
百を超える大鎌の輪舞は、エゲツェンコの体を刻み続け、
エゲツェンコが落ちてくることはなかった。
「あらあら……大変……」
女性の声があたりに響くと、エゲツェンコが姿を消した。
辺りに静寂が広がった。
「ダリオ……マリア……カルラ……助かった……」
セルジアの体から白紫色の光が消えた。体が横に揺れ、倒れた。
ダリオがセルジアを受け止めた。抱きかかえた。
セルジアは顔を真っ赤にした。
――ひゃあ! ダリオ……お前というやつはいつもいつも……
「全く、セルジア。お前は無理しすぎだぜ? 俺は強くなったから副団長として横に立てる実力はついたぜ!」
ダリオは満面の笑みを向けた。
「そういうことではないのだ……」
セルジアは顔を膨らませた。
「え? 俺なんか間違えたか!?」
ダリオは首を傾げた。
「お前は本当に女心が分からん奴さね」
カルラはダリオの肩に手を添えた。
「な! お前! ダーリンに気安く触るな!」
セルジアがダリオに抱きかかえられたままカルラの手をはたいた。
「はぁ……あなたたち、緊張感というものがないのかしら」
マリアはため息をついた。
マリアは天井を見上げた。大鎌が光を放ち消えるとマリアの耳にイヤリングが戻っていた。
――逃げられたわね……ニコラス……さようなら……次は倒す……
「お父さん!」
ルカがシンの元に駆けた。シンの体を起こし、胸に耳を当てた。
何も聞こえなかった。無音。
=============【作者より】
読んでいただきありがとうございます。
本日の18時10分公開の最終話に続きます。




