第九話 よいちのゆみ その4
「あひゃひゃひゃひゃ(゜∀゜)」
資さんの目の前には奇声を発しながら元気一杯、飛び回ってモンスターを倒している与一がいた。
その側には苦笑しながら与一をフォローしている千本がいる。
モンスター退治とは思えない光景だ。
子供達がアトラクションで遊んでいるに近い。
真実、これは千本や与一にとって全く危険のない遊びだ。
「よく食べ、よく遊んで、良く学んで」欲しいという親の願いがすべて詰まったゲームだ。
現代に当てはめれば公園でブランコや滑り台で遊んでいる感覚に近い。
モンスターはそのまま食料となり、
遊び相手となり。
戦い方を学ぶ実践練習の場でもあった。
事実、千本は” 1射で千本を射るが如く”と呼ばれるまで、成長した。
与一はの成長はさらにすごい。
この時代の魔法は神の力を借りる。
クロウ達、源氏の戦士は主に鍛冶神の力を借り武器強化の魔法を使う
陵介が使った火魔法も火の神の力を借りて行使していた。
このように魔法は神の力をかりて行う。
もちろん、例外もある。
静は”おかめの神”の力を借りて、他の神に降臨してもらう。
二つの神の力を行使する、ハイレベルな魔法を使う。
このような例外もあるが通常は一人が行使できる魔法は一柱の神ののみだ。
しかし、与一は実戦練習の末、四柱の神の力を借りることができるまでに成長していた。
天賦の才と遊びながら実力を向上させることが出来る環境が整ってこその奇跡を体現していた。
その姿を遠くから眺めながら資さんはつぶやく
「これが、お前の望みなのだな、玉藻」
無邪気にモンスターを倒し、遊ぶ(?)与一。
それに苦笑しながらつきあう千本をずっとみていた。
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【あとがき】
どうやったら那須与一の天才性を出せるか悩んでいる筆者です。
こんな作品ですが、「面白かった」「続きが気になる」と思っていただけましたら、ブックマークや評価で応援していただけると嬉しいです。




