↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
44/51

初めてのお出かけよ!!

クレアよ。

無理やり引き延ばそうと思ったらしくて、今回は最初の方にでてきてたジュピタの引っ越した家に来ることになったわ。

まあ、本筋にはなんにも関係しないから見てきなさい

私がレイの部屋に突入する前の話よ

 なんでもできるっ、なんでもなれるっ!輝く未来を〜、抱きしめてっ!フレ、フレ、みんな!フレ、フレ、私!

 行っくよ〜〜!!!!!


Q なにこれ?また、前と同じことやるんですか?


私 好きなものは仕方ないでしょっ。黙っててください!!プリキュアです。


Q ほんと、いい年してよくこんなことやってるわ。反吐が出る。


私 またそうやって馬鹿にして。こっちこそ、そっちがテレビでやっていることの方が反吐が出そうですっ。


Q ほんと、最後だって言うのにうるさい人ね。


私 そっちがいちいち止めるからでしょうがあ!!とりあえず、見ますよ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 


 「ちょっと、いるんでしょっ!!開けなさいよっ!!」


 こんな形での外出なんて初めてだ。

 というか、ジュピタには二巻分もの間全く出番がなかったわけだけれども、まあ、なんの流れだったかわからないけれども、リュカたちと話をしているときに、森にいる盗賊全員ぶちのめしたのは私なのよっ、と自慢話をしていたら、それで引っ越した子がいた、という話になって、それでジュピタに会いに行こうとなったわけだ。


 まあ、今となっては彼女は森に勝手に土地を切り開いて大農園を築いた大地主の娘となっているのだ。


「えっと、どちら様ですか?その、子供だけで、・・・あ、ああいっぱいいる、」


 なんだか、ピュアな反応だ。出てきたのは、彼女の母親だろうか。


「ジュピタはいますか?」


「ああ、え?知り合いなの?」


 貴族でもないくせに、薄ピンク色のドレスを着用し、手には円周上にヒラヒラとしたものがついた扇子を持っている。


「あの、街にいたときにジュピタとよく遊んでいた者です」


「ああ、そうなの。ジュピタを呼んでくるわ」


 それにしても、豪華な家だ。

 さすがに、国の大予算で作られた城には及ばないが、盗賊を倒したときに得た大量の財宝で建てたのだろう。

 簡単に言わせてもらうなら、この◯ばのカ◯マの家みたいな感じだ。

 それなら、私もなにか自分専用の城でも作っておけばよかった。

 でも、城に住んでいる限り、お金の存在なんて意識することはまったくないからな。他の貴族だって、どこで小遣い稼ぎをしているのやら。


「お、久しぶりじゃん」


 リュカが私の後ろから声を出す。

 あれからもう二年程経ったのか。

 彼女は見違えるほど成長していた。胸も、大きくなってるし。

 それに、こいつもドレス着てやがる。やっぱり、庶民からいきなり金持ちになると金の使い方やらに色々問題があるな。


 彼女に似合う、少し黄色みがかったドレス、というか貴婦人という感じだ。

 私が着ているような華やかさを全面的に重視したものではなく、それとおしとやかさのようなものが共存している。


「あれ、えっと、」


 久しぶりで名前を覚えていないのだろうか。


「ごめん、あのときは!!」


 ジュピタは、せっかくのドレスが汚れるのを気にもとめずに地面に膝をついて謝りだした。


「別に、気にしてないよ」


「そうそう。ただみんな会いたくて来ただけなんだから」


 なにか、トラブルのようなものがあったのだろうか。



「ちょっと、あんたたち私を差し置いて何よ!ほら、私が来たわよっ!!」


 こんな華やかなドレスを着ているのに、私に気づかなかったというのか、彼女はハッとしたような顔でこちらを見て、「もしかして、クレアちゃんなの?!」と驚いていた。


「そうよ。あんた、世界征服は進んで」


「あのさ、お姫様がジュピタのこと知ってるっていうから、俺達も連れてきてもらったんだよ」


 私の言葉を遮って、リュカがまた声を上げる。

 皆さんにも紹介し忘れていましたが、リュカがそう言って私の後ろに控えていたクレア親衛隊(まあ、即席ですけどいつもお城を守ってくれてる人たちを連れてきました)をジュピタに見せた。


「あ、すごい、いっぱいいるのね。っていうか、クレアちゃんホントに久しぶりじゃん!!」


 ああ、そうそう。

 こういうのに憧れてたよね。転校生とか、再会とか。

 ホント、前世でも出来たことなのに。

 いや、異世界でもできることだからだろうな。

 別に、特別な力で無双しまくったりするのもやってみたいけど、案外こういうのが楽しいんだろう。


「で、ジュピタ、あんたは引っ越す前になにかあったの?」


「あ、その、お金が急に手に入ったから調子に乗ってたの、その、恥ずかしながら」


 まあまあ、子供はそんなもんだろう。

 なんか、昔話でももち米食べたい娘のためにもち米をお父さんが盗んできて、それを食べた娘が友達に言いふらしてお父さんが捕まる、みたいな話があったもんな。


 っていうのを要約して、雉も鳴かずば撃たれまいっていう言葉があるわけだ。


「そうそう、ジュピタさ、みんなで遊ぶ時にもの見たことない宝石持ってきて、それで俺達見せてもらってたんだけど、」


「ちょっと、もう昔のことだしさっ」


 宝石ね〜。

 大人だからなのか、確かに私はあんまり富を見せつけるようなことはしてこなかったな。せっかくの異世界なのに、もったいない。


「そういえば、三人はクレアちゃんと仲良くなったってこと?」


「俺達、昔は城の庭に遊びに行ってなかったけど、なんか公園とかだと狭くなったからさ、結局行くようになったんだよな」


 ユウが答える。

 この人たちは初期メンバーじゃなかったんだ。

 結構、衝撃だわ。


「あの、そっちの兵隊さんたちはあのままでいいの?」


「お兄ちゃんがいるから」


 私がなんとなく振り返ると、兄がこちら、というかジュピタに向けて手を振っていた。


「あの、ものすごく強いお兄さんね。そういえば、世界征服するとか言ってたじゃん」


 まあ、今でも言ってるけど。


「え、えあのさ、私たちジュピタちゃんの家の中見てみても良い?」


 ミンスが会話に割り込んできて、子供らしいお願いをジュピタにした。


「一応、お父様とお母様に聞いてくるわ」


 とジュピタが言って、私たちは一旦扉の外で待つことになった。


「あの〜、四人とも、お茶でもいかがかな?」


 兄がこちらに近づいてくる。

 即席の親衛隊のみなさんは、すでにティーパーティーを開いていた。なんか、ティーパーティーって回文みたいだな。

 全然違うけど。

 いや別にそんなことはないか。そこまで違うわけではないな。


「あら、三人ともいるの?」


 私は三人に聞いてみたが、あまり反応がよろしくない。もしかしたら、知らないのかもしれないな。

 庶民には、紅茶なんて流通していないのではないだろうか。

 急なカフェインの摂取は大丈夫なのだろうか。

 でも、紅茶くらいは大丈夫か。


「お兄ちゃん、多分私たちジュピタの家でもらえるから大丈夫よ。衛兵の皆さん方も、待たせてしまうかもしれませんが、兄がなんでもやってくれますから」


 三人が私の方を見ている。


「クレア様、最高!!!!!!」


 衛兵たちの声が重なる。

 せっかくなのだから、この美貌を使わないわけにも行かない。


「あのさ、お姫様って敬語とか使えるんだね」


「当たり前でしょ!!」


 私が強めに反論すると、三人が笑う。

 ギャップというものだろう。だが、いろんなラノベを見てほしいが、ハルヒだってマンションの管理人相手には普通に話していたのだ。

 そう、つまり、私には常識兼良識があるってわけ。


「あ、待たせちゃってごめんね。中入っていいわよ」


 ということで、私たち四人はジュピタの家にお邪魔することになった。


「うわ、すげえ」


 最初にリアクションしたのはユウだった。

 それにしても、すごい。

 私の部屋と豪華さはどのくらい差があるのかわからないが、スタイリッシュな豪華というか、天井にはシャンデリアがあり、壁なんかはただの白い石壁なんだけれども、なぜだか高級感がある。


 私たちは、リビングのような場所に案内してもらった。

 それにしても、家具がいちいち豪華そうだ。

 王族でありながら、どうも外で遊んだり原始的な生活を送ってきた私には、いまいち物の価値がわからないのだが、それでも、どことなく置かれている家具の各々が部屋において強烈な存在感を放っている。

 きっと、貴重な木材で作られた棚とか、この机だって大理石なのだろう。

 椅子も、私たちには大きめで、手すりもついていて、なにより手触りがいい。

 前世の、良い木材ってこういう手触りの良さだよな、とかなり類似している気がする。


 そんな高級な椅子に腰掛けて礼儀よく待っていると、ジュピタの親、・・・ではなさそうだな。女中といえばいいのか、メイドといえばいいのか。でも、兄よりも若そうな女性がお茶を運んできた。


「ありがとうね。あと、お菓子作ってきてちょうだい」


 ジュピタが、紅茶を持ってきたメイドに対してそう命令をしていた。

 私にも、欲しい!!メイド。

 兄は、いつも何をしているかわからないし。


「いいわよ。みんな、是非飲んで」


 それにしても、リビング、・・・客間か?

 床には、私の部屋と同じように絨毯が敷かれている。

 絨毯を敷くのは金持ち共通なのだな。

 というか、金持ちの思考なんて単純なものだろう。


また見てね。

ブックマークと高評価よろしく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。