女子の魅力の五割は、下着だわっ。
どのくらいの頻度で投稿すればいいのかわからないから、とりあえずじゃんじゃん行かせてもらうわ。
別に、異世界で何をしたっていいじゃないのっ。
今日こそ、カイくんと遊ぶわよっ。せっかくブラも作ってもらったの。
これがあれば、カイくんもイチコロだわ。
大事なのは大きさじゃなくて、下着なんだからっ。
というわけで、翌日、
「クレア、クレア、クレアはいるかいっ」
「なんなのよっ、お兄ちゃんっ」
「ああ、クレア。昨日クレアが言っていた服が出来たんだ。胸を支えるやつっていうのも、なんとか作ってきたよっ」
兄の手には、綺麗に折りたたまれたジャージのような服と、まさしくブラジャーみたいな白い布がその隙間からはみ出ていた。
「どうどうどう?」
手で広げて、ひらりと揺らしながらこちらに見せてきている。
「そうね。じゃあ、今度は、お尻の部分がヒモ一本だけのパンツ作ってよ」
「ああ、もちろんさっ」
といったあと、兄は考え込むような仕草を見せた。
まあ、そんなことは気にせずに私は
「私、カイくんと遊んでくるから」と兄に言った。
「気をつけて行ってくるんだよっ」
と言った時には、キモ兄はすでにいなくなっていた。まったく、不思議なもんだ。まあ、異世界だしこのくらいあるだろう。
よしっ。
私は、双子の妹の部屋に向かう。
部屋に着くと、私は扉を思い切り殴った。木の、大きな扉だ。まあ、私の部屋も同じですけどね。
叩いても、もちろん痛いだけだけれども気にはしない。反動が拳から直接体の芯に反射してくる。
「何って、あんたねっ」
レイが扉を開けて出てきた。
やはり、なぜ双子なのにこんなにも胸のサイズが違うのだろうか。
「カイくんいないのっ?」
「お姉様、どうしましたか?」
「その呼び方やめなさいってっ」
レイの後ろから、ひょこっとカイくんが顔を覗かせる。
「カイくん、私と遊ばない?」
「でも、俺、レイお嬢様の世話をしないといけないので。また、母上にも怒られてしまいますし、」
どうやら、一回無許可で遊びに行って、怒られたことがあったらしい。私は、王女だから怒られなかったが。
「大丈夫よ。私から言っておくわ」
「駄目よカイ。私がこれからカイと一緒にやりたいことがあるの」
すかさず、レイが反論してくる。
「なんですかやりたいことって」
「そ、それは、これから決めるわよっ。クレアは、早く帰って!!」
レイが私の方を睨む。
「どうしたの、そんなに睨んじゃって」
もちろん、そんなものを気にしていては異世界での生活はできない、というものだ。
無視無視。
「なによ、いつもいつも私の邪魔ばっかりしてさっ」
「黙れゴミがっ。そうやっていっつも人のせいにしていればいいさ、あんたは。そんなことやってても、成長しないわよっ」
あ、ちょっと十歳相手に言い過ぎたかな。
テヘペロ
いや、今思うと二五歳の大人が一〇歳に向けて言うことじゃないな。
だがまあ、私の恋路を邪魔するというなら、それくらいは覚悟しておいてもらわないと困る。
「ちょっと、喧嘩はやめてくださいよ。まあ、レイ様、一旦落ち着きましょう。クレア様も、一旦帰ってもらって」
カイくんが私とレイとの間に割って入る。
「いやよっ。カイくん遊ぼうよ!!」
「そ、・・・帰ってください!俺は、レイ様のお世話をしないといけないので」
ちょっと恥ずかしそうだったけど、それでも彼は誇りを持ってこの仕事をしているんだろう。
「じゃあ、カイくんは女の子の体って、興味ある?」
スカートを裾を掴んで、めくり上げるような仕草を見せる。
カイくんの顔が、一気に赤く染まる。
こういうのが、やりたかったのよね。
「な、っないです!!いいから、帰ってください!!」
私はカイくんに背中を押されて、部屋の外に押し出された。
ちぇっ、
一日暇だな。そういえば、外に昨日集めたガキどもが集まってないのかな?毎日来いって言ったもんな私。王女の命令なんだから、来ていて当然だわよね。
私は、一度部屋に戻り、キモ兄に作ってもらったスポーツウェア、というかジャージのようなものとブラを着用してみた。
ブラは私の胸のサイズにぴったりと合った。なんでそんなにぴったり合ったのかは考えないことにしておく。こういうところに余白を残しておくと、色々と考えてもらえるものだ。まあ、ご想像におまかせしよう。
それにしても、昨日からなんか変だと思っていたのだが、私の胸はレイの胸よりも、かなり小さい。というか、男の子と遜色ないくらいだ。まだ、成長期が来ていないのだろうか。ブラも、兄がどこでインスピレーションを得たのかわからないが、スポブラみたいなタイプだった。ペタ胸の私にはちょうど良い。
もしかして、この世界にはブラが無いのか?鬼滅とかは、さらし巻いてたしな。中世の西欧は、一体どんなものをつけていたのだろうか。まあ、いい。これを売って一儲けしよう。幸い、経済的なこと経営的なことは全てあの兄に任せれば良い。
これこそが、ご都合主義の良いところだろう。
一度鏡で自分の姿を確認する。まあ、レイと顔はそっくりだ。なにか物足りないと思えば、そのまま目線を落とせばすぐに答えが見つかる。なんか、意地悪な同級生に「間違い探しみたいww」とか言われそうだな。それで闇落ちして悪役令嬢になるパターンもあり得るな。
しかし、あんまり悪役令嬢モノを読んでこなかったから、立ち回り方がわからないんだよな。
まあ、いい。
運動に適した靴がないかクローゼットを探したが、それらしきものはない。仕方がないので、昨日と同じように裸足で出かけた。
「あれ、クレアじゃないの?そんなとこで何してるのww」
私は声のした方を振り返る。
次回も待ってなさい。
どうせ、半日以内には更新されるわっ。




