表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/172

第14話

 「お買い物ありがとうございます、アイルさん、テツさん」


「いいって、いつでも頼まれるぜ!」


 ミュウが喜んでいるのを見て大げさに胸をドンっと叩いて頼れるアピールをする俺。


 「今度もまた一緒にいきましょうねテツさん」


 アイルもどこか楽しげにこたえる、あれーどっかでフラグたっちゃったかな? けどまあアイルかミュウと一緒に街にでていかないとこの世界の事わからないもんなと思いつつ頷く。


 「今度はその、ミュウもいかないか?」


 何気にそう話題をふったのだけれど、ミュウが一瞬顔を暗くして答える。


 「すみません、私人混みとか苦手でしてせっかくなのですが・・・」


「あ、ご、ごめんそうなんだ、なんも知らなくて・・・ 気にさわったのなら謝るごめん」


 「いえいえ、テツさんは悪くないんです、ただ私個人の問題というかなんというか・・・」


この空気まずいな・・・、と思った瞬間アイルが明るい声をだして割ってはいってくる。


 「テツ、一緒にお風呂はいろ、買い物して汗かいたでしょ」


 そう言って、俺に目で合図してみせる。


 「お、おうそうだな仕方ねぇ入るか」


 「なぁにそれもぉー」


 アイルはそう言いつつもミュウの方に目配せしつつ俺を風呂につれていくのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
アイル君がまるで彼女さんのようではないですか。気遣いが出来て、本当に良い子ですね。ミュウちゃんもわけありなようで。続きも楽しみです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ