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「いやいや、怪しいものではないんです」
ペロースが次いで話し出す。
「ただ、この向こうにあるオリトークに用があって……」
ペロースの言葉も遮って、商隊長が岩屋たちへと矢継ぎ早に話し出した。
「どんな用だ。今なんてあちらこちらで戦争が起こってしまっていて、こっちは商売あがったりだっていうのに」
今回の反乱について、子の承認はとてつもなく怒っているらしい。それもそうだろう、安穏と商売をしていたのに、突然降ってわいた天災のようなものだ。怒らない方が無理があるという話だろう。




