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もともと不満はかなりたまっていた。一部の特権ともいうぐらいの権利を持っている人たちと、かなり大多数の何も権利がないような一般民衆。民衆はそのために、自分らにも権利を持たせろと常々思っていた。上層部や政府らはそれらを認識してか、あるいは気づかずにいたようだ。そのうえで、ここに集まってきていて軍が、つまりその裏にいる政府が全く自分らを助けてはくれないということをわかってしまった。
ともなれば、あとはちょっとした衝撃で完全にこれは壊れてしまうだろう。そしてそのための最初に一歩目を民衆側は踏み出してしまった。




