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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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4349/4352

4348.

「……このあたりでいいか」

 かなり歩き続けた先、もはやここがどこかわからない状態になっているころ。この複雑怪奇な地下道は古の下水道システムらしく、においがかなりきつい。しかしながら、おかげで誰かが来るという気配はなかった。あの女は敵に、つまり政府側の誰かが彼ら二人を見つけるかもしれない、ということを警告していた。今のところ、その気配はない。

「そうだな」

 いつの間にか歩いていた二人であるが、Y字になっている地下道でどちらともなくつぶやいていた。

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