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戦車から降りると、ぬるりと足元がゆがむ。血だまりだ。それを踏みつけつつ、まずは森に身を隠す。それから、敵陣地へ弾を撃ちこみつつ、味方が来るのを助けた。すでに岩屋方の戦車は撃ってこず、最初の作戦でもあったのだろう、どこかへと走って行ってしまった。隊長車両から射撃係が出てくると、2両7人が集まることとなった。隊長と、各車両ごとに3人ずつの班を組ませる。
「ここは敵陣のどまんなかだ。味方はこれだけ。弾も今あるだけだ。敵を倒せ、とは言わん。ここからなら逃げることもできる。どうする」
ただ、すでに気持ちはだれもが一緒だった。
「……では行こう。こちらは7人、敵は無数。生きる確率は極めて小。士気は最高。これより突撃する」




