なかよし
「あはは、ごめんごめん」
リビングには俺、アルス、コボルトそして小百合の中の人がいた。中の人って何すか!
「いや、ごめんじゃないよ?死にかけたよ?殺そうとしてたよね?」
俺は笑顔で怒っているアッピールをして小百合の中の人(?)に聞いた。笑ってるけどおこだよ、ねえ?
「あはは大丈夫大丈夫、殺そうとしたの君の方じゃないから」
「え、どゆこと?」
彼女の言ってる事が理解できない。俺ではない…俺じゃない俺、まさか悪い心のミー!?それじゃあこの人は私の心から悪い心を殺してくれたんだ!うれぴー!
「悪い心を取り除こうとしたのん?」
「んーだいたいあってるね」
だいたいってどのくらいなのかしら?
「なはは~これは別に知らなくていい事だよ」
笑ってごまかされた。知らなくていいって言われると余計気になるじゃないですかやだー!
(知られたらやばいし)
「何がやばいんだ?」
誰も話していないのにアルスが何か怪訝そうな顔をして問う。
「べつにー」
小百合の別人格さんが笑いながら返答した。何が何なの?
「おっと自己紹介がまだだったね。アタシはハイロン、エンドワールドに住んでまーす」
「なん…だと……」
すぐ近くにエンドワールドの方が居ました。
「やめて!変な世界にするのはやめて!」
「い、いきなりなんだ?」
俺はハイロンの肩を掴み、お願いをした。ハイロンは動揺している。肩柔らかいなー。
「漫画の世界観を現実にするのがお前たちのやっている事なんだろ?」
「え?そうなの?」
「え?なんなの?」
予想外の答えで力が抜けてしまった。そうなのって何?そうなんだ!の別冊?
「私まだあそこに住み始めたばっかでさー」
軽い口調でなんぞやな事を言う。住み始めたばかり?
「エンドワールドの地価は安いから、新生活する人達に人気なんだ」
「学生割引きもやってるわ」
「何その現実的な世界!あと天界とエンドワールドって仲悪いんじゃないのか?」
天界側が止めに来てるから敵対してるんじゃないのかしら
「仲良しだぞ」
あれれ~?




