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issue#05 I I I Why Can't We Be Friends? CHAPTER 04 25
「……権限を寄越しな」
マミーDが、げっ歯類の黒い瞳をぎろりと光らせる。
「レディオヘッドの操縦権だ。今すぐ、全ての管理者パスワードと制御コードを俺たちに明け渡せ!」
「は、はあァ!?ふざけるなでちゅ! それはわちきの……」
「ああん?聞こえなかったか?」
――バキィン!
マミーDが、巨大なモンキーレンチをコンソールに叩きつける。
「ヒイィッ……!」
火花が散り、ヒビ割れた液晶の向こうで、マクロブランクが、顔を守るかのように触手をかざした。
「俺たちゃ現場のプロだ。機械の扱いは、頭でっかちの学者先生より慣れてるんでな。
……さっさと寄越せ。じゃなきゃ、その培養槽のプラグを引っこ抜いて、日干しにしちまうぞオラァ!」
「そ、そうだ!寄越せ! 俺たちが直接AIを操作したほうがマシだ!」
「権利を譲渡しろ!これは政府命令だ!」
ハヴォックとプロディジーも、マミーDの威を借りて強気に畳み掛ける。
地上では歓喜の声が上がり続けるその一方で、天空の新政府では、信用の失墜した「天才」が、
その最後の砦であるシステム管理権を、暴力的な恫喝によって剥奪されようとしていた。




