表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カルテット・マジコ  作者: piku2dgod
Issue#04 I I I I Tales from Topographic Oceans

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

386/396

issue#04 I I I Tales from Topographic Oceans CHAPTER 04 12

背後の巨大スクリーンには、サブノーティカとクワウバンの紋章が並列に投影されている。

予行演習などではない。 交渉の妥結、政治的決着を確定づける光景だ。

本日の催しは、ストームジーやカルテット・マジコが参加する「会談」の場ではなく、

当初より両文明による「友好調印式」として設定されていたのだ。


「――待ってください!」

おせちの声が、調印式後の和やかな空気が満ちるホールに突き刺さった。

握手を終えたリキッド・ソーズとクワウバンの総督が、音もなくこちらを振り向く。

周囲のサブノーティカの護衛兵たちが、槍先をおせちたちに向け、4人の前に壁を作ろうとした。


「下がっていいよ。彼女たちはゲストだ」

リキッド・ソーズが片手を振ると、兵士たちは武器を下ろし、左右へ退いた。 おせちはリキッド・ソーズの目前まで泳ぎ寄り、彼を強く見据える。


「これはどういうことですか、リキッド・ソーズ大提督。クワウバン、サブノーティカ、そして私たち地球による、3文明の合同会談の席ではなかったのですか?」

放たれた詰問に対し、リキッド・ソーズは余裕の笑みを崩さず、泰然と構えている。


「ああ、3者会談さ。もちろん。順番にね。まずは僕らとクワウバンが話す。次は君たちの番だ。何も間違ってはいないだろう?」


「話が違います!順番になんて約束はしていない!」

おせちの声が鋭く跳ねる。


「おや、何か問題でも?」

リキッド・ソーズは、心底不思議そうに首を傾げてみせた。

「理解してほしいんだが、吉濱おせちくん。この会談のホストは僕らだ。……僕らはね、歴史の始まりから、ひとつの小所帯な民族でね、『国家』とか『条約』とか、そういう複雑な発想はあんまり持ってなかったんだ」

彼は、隣に立つ総督を一瞥し、悪戯っぽく笑う。


「でも、クワウバンの友人たちが親切に教えてくれたよ。僕らが『誰と先に話すか』を決め、

その結果として『誰と先に友好を結ぶか』を選択するのは、僕らの『主権』であり、他文明がそれに口を出すのは『内政干渉』っていうとっても悪いコトにあたるんだってさ♪」


リキッド・ソーズの主張は、ぐうの音も出ない正論だった。おせちは唇を噛む。クワウバン相手に通じた法理のハッタリは、この「真の原住民」には通用しない。

友好調印式は、先の論争とは異なり、実利を伴う対談の場だ。相手に対し虚偽の申告をすれば、友好関係は即座に破却され、戦争の引き金にさえなりかねない。


ゲームが作りたくてしょうがない。

頭の中にあるアイデアが暴れ回ってる、形にしないと気が済まない、そんな衝動を抱えてる奴、他にもいないか?


俺、PIKU2DGODは今本気でゲームを作る仲間を探してる。

経験の有無なんてどうでもいい。ただ「作りたい」という熱だけは持ってきてくれ。


もし同じようにイカれた気持ちの奴がいんなら履歴書もスーツも燃やして

すぐにでも太平洋に繰り出そうぜ。


あんたのひと声、待ってる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ