↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青葉のおと  作者: 光瑠
21/23

いのちの音 ep8

階と連絡が取れなくなり、1ヶ月がたった。



私はあの話し合いがあってから、学校へは行っていない。



親友のこっち。からLINEはくるけれど、少し家がごたついていて、元気だから心配しないでね。と送っている。


階は何してるだろう、学校へはちゃんと行っているだろうか。。



こっちに聞いてみようか、とも思ったが、全て知るこっちに、別れたの?!と問い詰められる事が目に見えていて、躊躇している。



私の赤ちゃんはというと



流産をしてしまった。



八週に入ったころ、お手洗いに行くと大量の出血があった。


母に急いで伝え、病院へ連れて行ってもらったが。


女医からの言葉は


「秋音さん、残念ですが。赤ちゃんはもういません。

稽留流産かと。秋音のせいではありません。

染色体異常や、さまざまな理由で起こり得ます。」



診察代の天井の、黒の蛇みたいなひもの模様に気持ち悪さを覚えながら、耳に垂れ流れる涙は止められなかった。



そして、母の少しほっとした表情に。罪悪感と、苛立ちを覚えた。




病院での処置が終わり、母の運転で帰宅する



「秋音

ママと、帰りましょう。」




それは、父とは離婚し

関西の祖父母の元へ行く。と言うことは

もちろん、すぐに理解をした



「うん。」




やっぱり、まだ青葉のままだ。

木がなければ

私は何も

何も出来やしないのだと



そして、やっぱり心配をかけてしまっていることの申し訳なさと。

母の大きさに、また涙がでたのだった。













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。