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青葉のおと  作者: 光瑠
14/17

いのちの音

夏休みが終わり、9月に入った。


夏休みは階はバイトにバンドにそして私との時間を作ってくれた。



お互い、17時から私は塾

階はスタジオに入った後のバイト。


それまでの少しの時間、階はギターを抱え

颯爽とこの河原に現れる。


夕方といえど、暑苦しい夏


木陰に2人入り、炭酸を飲み干す。


今日は、バイトに新人さんが入るらしい。階と歳が近いから店長に教育係を頼まれた。と言っていた。



女の子なのか?多少の嫉妬の波は来たが、それは階の頑張りと真面目さの評価でしかないことに気づき、また自分が恥ずかしいばかりだった。



「秋音、痩せたんちゃうか?食べてるか?」


炭酸を口にする私の顔を覗き込み、階が言った。


「大丈夫だよ、この暑さにはやられてるけどねー」



「まあなー、あ、ほな行くわ!じゃあな!気をつけて帰れよ!」



階に


階に相談しなきゃいけないことがあった。



生理が3週間遅れている。



少し不順気味だった事もあり、様子を見ていたのだが、身体が火照り、胸焼けがし始め


まさか。。


とスマホで検索をかければかけるほど、それにしか当てはまらなかった。



自分一人で検査をしてみようと思ったが、一人でドラックストアでレジに並び、検査薬を差し出した店員さんからの視線に耐えれそうにはなく断念した。




階、少し、大事な話がしたい。


そうLINEを入れたのは、階がバイトが終わる少し前。



きっと階は、慌てて電話をかけてくる。そんな人だ。



21時3分聞き慣れたLINEの着信音が鳴った。


「あ、階お疲れ様。ごめん急に」



お風呂も入って、部屋で待ち構えてたくせに、白白しい


「うん、どうした??なんかあった。」



「階、、


生理が来ない」








5分たった。無言のまま。


きっとバイト先の店の前なのだろう、カップルの会話の音や、電車の音が聞こえていたが、私が待つ階の声はなかなか聞こえなかった。



「ご、ごめんね」


震える手が嫌になり、右手で添えた。が少しだけましになっただけだった。



「秋音、明日ちゃんと検査しよう。

んで、話そう。

お前の身体が1番大事や」



「うん、ありがとう」



そう言って電話を切った

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