-64- 温泉
温泉は日々の疲れを癒し、心をリフレッシュさせる効能をもちます。当然、安らぎ気分に浸れる訳ですが、出来れば快適ないい季節に訪れたいものです。
数日の特別休暇を会社からもらった小山は、のんびり気分でとある温泉を巡っていた。休暇が数日ある…というゆとりが小山をの快適気分を助長していた。温泉に向かう車窓に流れる景色を見ていると、どこからか安らぎ気分がヒタヒタと小山の身体に忍び寄ってきた。買った駅弁を食べながらお茶を飲み、みかんを剥いて食べていると、鉄道の車内アナウンスが流れた。
「この列車は特急◎◎◎、○○行きです。車内は全車、禁煙です…。次は◇◇に止まります…」
小山が向かう温泉駅までは二時間ばかりあった。天候も暑からず寒からずで、旅気分を盛り上げていた。小山はネット検索で向かう温泉の下調べをしていた。どうせ行くならその温泉わよく調べておいた方がいい…と考えたからである。
そして時が流れ、小山は温泉の人となっていた。
「露天風呂があるようですが…」
「はい、ございます。海沿いでございますから、御気分もよろしいかと…」
「そのあとで食事を…」
「畏まりました。では、ごゆるりと…」
着物姿の部屋付きの仲居は、そう言うと楚々と部屋から姿を消した。小山の心中は、これから温泉で過ごす先々に、ほのぼのとした安らぎ気分を増幅させた。
温泉は安らぎには欠かせない観光地ですよね。^^




