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-6- 心配ごと
いくら環境に恵まれていても、心配ごとがあれば安らぎは訪れないか薄れるものです。^^
老後、裕福な生活を送る宮園は生まれつきの心配症だった。その性格のお蔭で、宮園には安らぎ気分が余程のことがないと訪れなかった。
あるとき、彼はのんびりと旅を楽しむことにした。安らぎ感を得るためである。しかし、いざ旅に出るとなると、小さな準備のアレコレが彼の旅気分を妨害し続けた。ほんの小さなことが心配ごととなり、それを忘れることに明け暮れたのである。ようやくすべての心配ごとが消えたとき、季節は暑い夏を迎えようとしていた。心配ごとは消えたが、暑さの中の旅が村川の安らぎ感を消し去ったのである。村川は、旅に出ることを涼しい秋になるまで日延べにした。
なるようになる…と考えて心配ごとを忘れ、とにかく動くのが安らぎを得るいい方法の一つののようです。^^




