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-47- やり残し
やり残しがあれば、シックリとは安らげません。その時点でやっていたことがすべてが終わったとき、安らぎ気分に浸れる場合が多いのです。
町川は作業を終え、汗に塗れた身体をシャワーで洗い落としながら、やり残したことを、ふと思い出した。せっかく安らげる…と思っていた矢先だったから興ざめ気分に陥った。それでも思い出してしまったものは仕方がない。町川は、はて、どうしたものか? と、思い倦ねた。明日にするか…という思いと、いやいや、やってしまわないと安らげないぞ…という二つの思いが交錯したのである。
町川は迷った挙句、やってしまおう…と決断した。となれば、のんびりシャワーをしている場合ではない。町川はバタバタしながら身体を拭き、ふたたび作業衣に着替えた。そして、やり残しの作業を半時間ばかりでやり遂げたのである。作業をやり終えたとき、身体は汗に塗れたが、町川に安らぎ気分が漲った。




