-4- 体調
いくら豊かな生活をしていても体調が今一だと安らぎは薄れる訳です。このことは、お金持ちでも死んでしまえばお金は紙切れ同然になってしまう・・ということと同じです。お墓の下ではお金を持っていって使えませんからね。^^ ということは、体調を万全にして、安らぎを求めることが最重要課題になってくるということでしょう。^^
億万長者の山脇は快適な日々を過ごしていた。なにせ、一日に数千万を湯水のように使ったとしても、少しも減らないだけの巨万の富に囲まれた大富豪だったからである。
とある日の山脇と老いた執事の会話である。
「君ね、昨日言っていたように今日は◎◎国に行こうと思うんだが…」
「はあ、◎◎国の国王にはコンタクトを取りまして、すでに了解を得ております…」
「そうかい。そりゃよかった。私がアチコチへ出かけるようになってから、世界で紛争がなくなったからねぇ~」
「はい、旦那様はいつも体調管理を万全になされ、世界の闇の帝王としてご活躍されてますから…」
「ははは…なにもそんな者とは思っていないがね。平和だとなぜか安らぎ気分になれるんだよ」
「まことに結構なことでございます…」
「いつものように食事は機内で食べることにするよ」
「はい、畏まりました。和食、中華、洋食の孰れに?」
「鰻の白焼きとノンアルコールのビールで、軽く寿司でも摘まむとするか…」
「では、そのように…」
数時間後、山脇は自家用飛行機で豪邸の滑走路から飛び立った。
その後、数日が経過し、◎◎国と●●国の紛争はまるでマジックを見るかのように跡形もなく消え去った。山脇は内心湧き起こる安らぎ感にうち震えた。
ゴチャゴチャさせる世界の首脳ではなく、こんな方がおられませんかねぇ~。^^




