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-34- 童謡・唱歌

 童謡・唱歌を聴けば、どいう訳か心に安らぎを覚えます。それは、遠い子供時代の懐かしい郷愁を思い出すからかも知れません。

 とある大企業の常務、高崎は風呂上がりの一杯を傾けながら童謡・唱歌をしみじみ聴いていた。この男、演歌やポップスにはまったく興味を抱かない童謡・唱歌フェチだった。誰もが童謡・唱歌を聴けば心が和むが、どういう訳か高崎の場合は異常に(こう)じていた。童謡・唱歌を聴かないと酒が(うま)くないのだった。

 今夜もしみじみと童謡・唱歌を聴きながら高崎は酒を堪能していた。ほんわりと酔いも回り、安らぎを感じながら高崎はウトウト・・と微睡(まどろ)み始めた。

『ああ、幸せだな…』

 高崎は恵まれなかった子供時代を想い出しながら、いつしか深い眠りに落ちていった。

 童謡・唱歌を聴けば、確かに安らぎを覚えますね。^^

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