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閑話 常連客のつぶやき3
とある貿易都市のある酒場。ここは酒も料理も美味いと評判で、多くの人々が訪れる。勿論冒険者もいれば、オフの衛兵達も。そんな場所ではよくも悪くも、自然と騒動が起こるだが。
「マスター、注文!」
「マスター、こっちも」
「相変わらず、料理も酒もうめぇ」
いつもと変わらず賑わう酒場。誰しも笑顔を浮かべ、思い思いに過ごす。マスターも仏頂面で厨房に立ち、せわしなく動き回っている。まさに平和そのもの。何もかも日常の風景。
「マスター」
「マスター。早く飯」
「マスター、よろしく」
あちこちで「マスター」と呼ぶ声が上がる。そしてふと、常連客達は思う。
『あれ? マスターの名前、なんだっけ?』




