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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
4巻~
90/117

13/3234 八隅知之 和期大皇 高照 日之皇子之

八隅知之 やすみしし やすみしし

和期大皇 我ご大君 わごおほきみは

高照 高照らす たかてらす

日之皇子之→日之皇子之國 日の御子の國 ひのみこのくに

聞食→聞食之 聞こしめし きこしめし

御食都國→御食都國見者 御食つ国見ば みけつくにみば

神風之 神風の かむかぜの

伊勢乃國者→伊勢乃國者毛 伊勢の国はも いせのくにはも

山見者 山見れば やまみれば

高貴之 高く貴し たかくたふとし

河見者 川見れば かはみれば

左夜氣久清之 清くさやけし きよくさやけし

水門成 水門なす みなとなす

海毛廣之 海もゆたけし うみもゆたけし

見渡 見わたせる みわたせる

嶋名高之 島も名高し しまもなだかし

己許乎志毛 ここ愛しも ここをしも

間細美香母 見目くはしかも みまくはしかも

<挂>巻毛 かけまくも かけまくも

 ※桂→挂 [西(訂正貼紙)][元][天][類]

文尓恐 あやに畏き あやにかしこき

山邊乃 山辺の やまのへの

五十師乃原尓 五十師の原にて いそしのはらに

内日刺 内日射す うちひさす

大宮都可倍 大宮仕へ おほみやつかへ

朝日奈須 朝日なす あさひなす

目細毛 目辺くはしくも まへくはしくも

暮日奈須 夕日なす ゆふひなす

浦細毛 うらくはしくも うらくはしくも

春山之 春山の はるやまの

四名比盛而 撓ひ栄えて しなひさかえて

秋山之 秋山の あきやまの

色名付思吉 色なつかしき いろなつかしき

百礒城之 ももしきの ももしきの

大宮人者 大宮人は おほみやひとは

天地 天地や あめつちや

与日月共→与日月共尓 日月とともに ひつきとともに

万代尓母我→万代母我 万代もがも よろづよもがも


~~~~~


13/3235

原文 山邊乃 五十師乃御井者 自然 成錦乎 張流山可母

訓読 山辺の 五十師の御井は おのづから 成れる錦を 張れる山かも

仮名 やまのへの いそしのみゐは おのづから なれるにしきを はれるやまかも

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