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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
1巻
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5/124

1/7 金野乃 美草苅葺 屋杼礼里之

原文:金野乃 美草苅葺 屋杼礼里之 兎道乃宮子能 借五百礒所念


訓読:阿騎の野の み草刈り葺き 宿れりし 宇智の宮処の 仮廬(いほ)思えしし

仮名:あきののの みくさかりふき やどれりし うぢのみやこの かりほもえしし


苅る穂(禾)燃えしし(火)


~~~~~~


1/8

原文:熟田津尓 船乗世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜


修正:熟田津尓 船乗世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者乞菜許藝

訓読:熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮も適ひぬ 今は漕ぐなき

仮名:にきたつに ふなのりせむと つきまてば しほもかなひぬ いまはこぐなき


~~~~~~


1/9

題詞:幸于紀温泉之時 額田王作歌

原文:莫囂圓隣之大相七兄爪謁氣 吾瀬子之 射立為兼 五可新何本


修正:莫囂圓隣 七(之)大(而相)兄謁氣 吾瀬子 之射立為兼 五可新何本

訓読:囂まるな 謁え来たひ(てあひ)し(し) 吾が背子が 立ち入らさりけむ 厳橿が本[何時か死が元]

仮名:かままるな まみえきたひし あがせこが たちいらさりけむ いつかしがもと


※爪→而


かまむ:うるさくする、やかましくする。

あふ:ここでは「滞在する」。

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