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2/156 三諸之 神之神須疑 已具耳矣自得見監乍共 不寝夜叙多
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題詞:明日香 清御原宮 御宇天皇代 [天渟中原瀛真人天皇 謚曰 天武天皇] / 十市皇女 薨時 高市皇子尊 御作歌三首
原文:三諸之 神之神須疑 已具耳矣自得見監乍共 不寝夜叙多
修正:三諸之 神之神須疑 覧見耳矣 自得已具共 不寝夜叙多
訓読:み諸の 処見し神杉 見らむのみ 紫衣供ふれども い寝ぬ夜多きぞ
仮名:みむもろの かみしかむすぎ みらむのみ しえそなふれども いなぬよおほきぞ
※監乍→覽(覧)
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原文:神山之 山邊眞蘇木綿 短木綿 如此耳故尓 長等思伎
訓読:三輪山の[処見山の] 山辺真麻木綿 短木綿 かくのみゆゑに 長くあれと思ふ
仮名:みわやまの やまべまそゆふ みじかゆふ かくのみゆゑに ながかれともふ
荼毘に附した時の煙がこんなに少ないとは。
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原文:山振之 立儀足 山清水 酌尓雖行 道之白鳴
訓読:立てる山 垂らし振る舞ふ 山清水 汲みに行けども 道の知らなく
仮名:たてるやま たらしふるまふ やましみづ くみにゆけども みちのしらなく




