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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
2巻
43/117

2/123 多氣婆奴礼 多香根者長寸 妹之髪

題詞:三方沙弥 娶 園臣生羽 之 女 未經 幾時 臥病 作歌三首


原文:多氣婆奴礼 多香根者長寸 妹之髪 此来不見尓 掻入津良武香 [三方沙弥]


訓読:綰けばぬれ 綰かねば長き 妹の髪 搔き入りつらむか これ見ずに(きあ)

仮名:たけばぬれ たかねばながき いもがかみ かきぃりつらむか これみずにかり


ぬる:髪型が崩れる。


まとめ上げると崩れ、纏めないと長い貴女の髪。もうかき上げてしまったのか、見ずに来てしまったが。


~~~~~~


2/124

原文:人皆者 今波長跡 多計登雖言 君之見師髪 乱有等母 [娘子]


訓読:人は皆 今は長しと 綰けと(言へ)ども 君が見し髪 乱れありとも

仮名:ひとはみな いまはながしと たけとども きみがみしかみ みだれたりとも


周りの人は皆、今は長いと、纏め上げろと言うけれど、貴方の見た髪型は乱れようとも変えるつもりはないわ。


~~~~~~


2/125

原文:橘之 蔭履路乃 八衢尓 物乎曽念 妹尓不相而 [三方沙弥]


訓読:橘の 影踏みぬる() やちまたに もの想ひぬるぞ 妹に会は()

仮名:たちばなの かげふみぬるぢ やちまたに ものぉもひぬるぞ いもにあはにて


や‐ちまた(八衢):多くの方向に分かれる分岐点。(八路又?)


ぬる:寝る。髪型が崩れる。ぬの連体形。

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