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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
2巻
42/117

2/119 芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通事無 有巨勢<濃>香問

題詞:弓削皇子 思 紀皇女 御歌四首


原文:芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通事無 有巨勢<濃>香問

校異:流→濃 [西(右書)][元][金][紀] / 問 [類][古][紀] 聞


修正:芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通流事 無有巨勢香聞

訓読:吉野川 逝く瀬早し見 しまらくも 通はざる事 来(し得)無く在れかも

仮名:よしのかは ゆくせはやしみ しまらくも かよはざること こせなくあれかも


吉野川は瀬を早く削っていくらしい。そんな流れが少しの間も通じない事があって欲しくないかも。


瀬とは川の浅いところ。

しまし=しばし=しましく=しばしく=しまらく=しばらく。


~~~~~~


2/120

原文:吾妹兒尓 戀乍不有者 秋芽之 咲而散去流 花尓有猿尾


訓読:吾が妹子に 恋ひつつあらなば 秋萩の 咲きて散りいぬる 花にあらましを

仮名:あぎもこに こひつつぁらなば あきはぎの さきてちりぬる はなならましを


~~~~~~


2/121

原文:暮去者 塩満来奈武 住吉乃 淺鹿乃浦尓 玉藻苅手名


訓読:暮れゆけば 汐満ち来なむ 住之江の 浅香の浦に 玉藻苅りてむ

仮名:くれゆけば しほみちきなむ すみのえの あさかのうらに たまもかりてむ


名→何(汝に〜む)

浅香の浦に(ありて)、玉藻苅りて(あら)む


~~~~~~


2/122

原文:大船之 泊流登麻里能 絶多日二 物念痩奴 人能兒故尓


訓読:大船の 泊つる泊まりの たゆたひに もの想ひ痩せぬ 人の子故に

仮名:おほふねの はつるとまりの たゆたひの ものもひやせぬ ひとのこゆゑに


絶多日二:(返事が)絶える日が続いたら、を暗示。

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