表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
2巻
35/117

2/85 君之行 氣長成奴 山多都祢

2/85


題詞:相聞 / 難波高津宮 御宇天皇 代 [大鷦鷯天皇 謚 曰 仁徳天皇] / 磐姫皇后 思 天皇 御作 歌四首


原文:君之行 氣長成奴 山多都祢 迎加将行 <待尓>可将待

校異:尓待→待尓 [西(訂正)][紀][金][温]


訓読:君が行き 気長くなりぬ 山尋ね 迎へ行かむか 待ちに待たむか

仮名:きみがゆき きながくなりぬ やまたづね むかへゆかむか まちにまたむか


左注:右一首 歌 山上憶良臣 類聚歌(囃し) 載 焉


~~~~~~


2/86

原文:如此許 戀乍不有者 高山之 磐根四巻手 死奈麻死物<呼>

校異:乎→呼 [金]


訓読:かくばかり 恋ひつつあらなば 香久山の 磐根枕かして 死なましものよ

仮名:かくばかり こひつつあらなば かぐやまの いはねまかして しなましものよ


恋心がどうしようもなくなるというのは、岩と結婚させられて死ぬようなものだよ。


~~~~~~


2/87

原文:在管裳 君乎者将待 打靡 吾黒髪尓 霜乃置萬代日


訓読:在りつつも 君を待たむは 内靡く 吾が黒髪に 霜の置くまでか

仮名:ありつつも きみをまたむは うちなびく あがくろかみに しものおくまでか


このままじっと君を待つのか、白髪が生えるまで?


~~~~~~


2/88

原文:秋田之 穂上尓霧相 朝霞 何時邊乃方二 我戀将息

訓読:秋の田の 穂の上に(きり)()ふ 朝霞 何時辺の方に 我が恋や澄む

仮名:あきのたの ほのへにきらふ あさかすみ いつへのかたに わがこひやすむ


秋の田の穂の上に霧がかかっている。朝霞よ、いつ他の場所に行くのだ。いつ私の恋心が澄むのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ