1/70 倭尓者 鳴而歟来良武 呼兒鳥
原文:倭尓者 鳴而歟来良武 呼兒鳥 象乃中山 呼曽越奈流
訓読:大和には 鳴きて来らむか 呼ぶ仔鳥 頃の山間 呼び越えなるぞ
仮名:やまとには なきてくらむか よぶことり ころのやまあひに よびこえなるぞ
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原文:倭戀 寐之不所宿尓 情無 此渚崎<未>尓 多津鳴倍思哉
校異:<>→未 [元][類][冷][紀]
訓読:大和恋ひ い寝らえにしに こころ無く 渚の先に 田鶴鳴くべしや
仮名:やまとこひ いねらえにしに こころなく なぎさのさきに たづなくべしや
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原文:玉藻苅 奥敝波不<榜> 敷妙<乃> 枕之邊人 忘可祢津藻
校異:搒→榜 [元] / 之→乃 [元][類][紀]
訓読:玉藻刈る 沖辺は漕がね 敷妙の 枕辺の人 忘れかねつも
仮名:たまもかる おきへはこがね しきたへの まくらべのひと わすれかねつも
玉藻を刈れる沖には行かない。枕の傍にいた女性は美しいけれど。
貴女と性行為はしませんという歌。
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原文:吾妹子乎 早見濱風 倭有 吾松椿 不吹有勿勤
訓読:吾が妹子を 早見浜風 大和にある 吾が待つ椿 つと吹くならぬ
仮名:あぎもこを はやみはまかぜ やまとにある あがまつつばき つとふくならぬ
つと:急に。ふっと。
吹く事にあらぬ→吹く事ならぬ→吹くならぬ(吹勿有不)→吹くな/な吹きそ
メモ
https://web.archive.org/web/20230401072627/http://kamnavi.jp/log/ktba0203.htm
ユツというゲームで、当時は
四伏は馬
三伏一起(三伏一向)は豚
二伏二起は犬
一伏三起は象
四向は牛
と言ったらしい。




