表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
1巻
25/117

1/52 八隅知之 和期大王 高照 日之皇子

原文:八隅知之 和期大王 高照 日之皇子 麁妙乃 藤井我原尓 大御門 始賜而 埴安乃 堤上尓 在立之 見之賜者 日本乃 青香具山者 日經乃 大御門尓 春山<跡> 之美佐備立有 畝火乃 此美豆山者 日緯能 大御門尓 弥豆山跡 山佐備伊座 耳<為>之 青菅山者 背友乃 大御門尓 宣名倍 神佐備立有 名細 吉野乃山者 影友乃 大御門<従> 雲居尓曽 遠久有家留 高知也 天之御蔭 天知也 日<之>御影乃 水許曽婆 常尓有米 御井之清水


校異:路→跡 [古] / 高→為 [万葉考] / 徒→従 [元][類][紀] / <>→之 [元][類][古][冷][紀]


修正:八隅知之 和期大王 高照 日之皇子 麁妙乃 藤井我原尓 大御門 始賜而 埴安乃 堤上尓 在立之 見之賜者 日本乃 青香具山者 日乃經 大御門尓 春山<路> 佐備立有之 乃畝火美 此美豆山者 日能緯 大御門尓 弥豆山跡 山佐備伊座

 乃耳<高> 青菅之山者 背友 大御門尓 宣名倍 神佐備立有

 乃名細 吉野乃山者 影友 大御門<徒> 雲居尓 遠久有家留曽

 高知 天之御蔭也 天知 日<>乃御影也 水許曽婆 常尓有米 御井之清水


訓読:やすみ知し 我ご大王は 髙照らす 日の御子なりて 粗妙の 藤井が原に 大帝 始め賜ひて ハニヤスの 堤のかみに 立たらして 見賜ひしかば 日本の あを香久山は 日の経れる 大御門にある 春山路 荒び立たらしし 畝傍見る このみづ山は 日の横の 大御門にある みづ山と 荒び山入ります

 耳貴し あを菅山は 背くとも 大御門にあり 宣りなべて 神さび立たる

 名細しき 吉野の山は 陰るとも 大御門(いづ)る 雲ゐにて 遠くありけるぞ

 高知らす 天の御蔭や 天知らす 日の御影なる 水こそば 常しへにあらめ 御井の清水


仮名:やすみしし わごおほきみは たかてらす ひのみこなりて あらたへの ふじゐがはらに おほみかど はじめたまひて はにやすの つつみのかみに たたらして みたまいしかば ひのもとの あをかぐやまは ひのふれる おほみかどにある はるやまぢ さびたたらしし うねびみる このみづやまは ひのよこの おほみかどなる みづやまと さびやまいります

 みみたかし あをすげやまは そむくとも おほみかどにあり のりなべて かむさびたたる

 なぐはしき よしののやまは かげるとも おほみかどいづる くもゐにて とほくありけるぞ

 たかしらす あめのみかげや あめしらす ひのみかげなる みづこそば とこしえにあらめ みゐがきよみづ


ハニヤス(埴安):土の神。

緯:横糸。ぬきの糸ともいう。


天智天皇、天武天皇と額田王を総評した歌? 耳成の「無し」を避けてるものと考えられる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ