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13/3268 三諸之 神奈備山従 登能陰
三諸之 みもろの みもろの
神奈備山従 神奈備山ゆ かむなびやまゆ
登能陰 との曇り とのぐもり
雨者落来奴 雨は降り来ぬ あめはふりきぬ
雨霧相 天霧らひ あまぎらひ
風左倍吹奴 風さへ吹きぬ かぜさへふきぬ
大口乃 大口の おほくちの
真神之原従 真神の原ゆ まかみのはらゆ
思管 思ひつつ おもひつつ
還尓之人 帰りにし人 かへりにしひと
家尓到伎也 家に至りきや いへにいたりきや
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原文還尓之 人乎念等 野干玉之 彼夜者吾毛 宿毛寐金<手>寸
訓読帰りにし 人を思ふと ぬばたまの その夜は我れも 寐も寝かねてき
仮名かへりにし ひとをおもふと ぬばたまの そのよはあれも いもねかねてき
校異手 [西(上書訂正)][元][天][紀]




