↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子供の時は天才魔法使いと呼ばれ可愛いがられ、成長につれ無能になり蔑まれ、今は最凶魔法使いの弟子になり(歪ですが)溺愛されてます。  作者: ねこ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/12

第2話 突然変異

 私が目を覚ますとものすごく不機嫌そうなグレイスさんがいました。


「あの……私何かしましたか?」

「アンタ!あんな根も歯もない噂よく信じられたわね!」

「あ、やっぱり全部嘘だったのですねー……良かった。」

「全部じゃないわ!半分は真実よ!」

「……はい?」


 疑問符しか出てきません。じゃあ私はなぜ気絶されたのでしょうという……


「フレア、あなたの心の中は筒抜けって覚えておきなさいね。」

「えっ?」


 次の瞬間また私の頭に鉄拳が落ちてきました。言っておきます。私は一応無能ですが、父上や母上からぶたれたことはありません。食事などを貰えなかった事は多々ありますが……なので今日だけで2回もぶたれたのは流石に驚きました。


「私だって自然災害なんて止められるわけないわよ。」

「つまり、国を滅ぼした事と、ドラゴンは倒した事はあると?」


「まだそのくらいなら出来るわ。私ならね。」


 この方一体何年生きてるのでしょうか……でも、聞いたらまたぶたれそう……


「300歳よ。」

「えっ?」

「私、300年生きてるわよ。」


 また読まれた……


「隠し事はできませんね……」

「そうね、そんなに暴力的じゃないわよ。」

「あっ……ごめんなさい!」


 私は素直に謝りました。


「なるほどこれ以上ぶたれたくないと……」

「あ……」

「まぁ調教はこれからするとして……」

「えっ……?」


 何かとんでもない言葉が聞こえました……が何も考えないことに努めます。でないとまたぶたれます。しかし落ちてきたのは鉄拳でした。


「全部筒抜けなのよ。話が進まないじゃない!」

「はい……」

「……今思ってることに対してのお仕置きは後からにして……」


バレてた……


「あなた本当に火の魔法使えないって思ってる?」

「えっ?あ、はい……」


 私は髪が白くなってから火の魔法が使えなくなった。"呪われた天才"影でこう言う言い方をする人もいましたね。


「フレアは火の魔法ってどうやって出してたの?」

「えっ?……普通にこう……手のひらにイメージして……そしたら火が灯ってました。」


「ふーん……今やってみて。」

「えっ?」

「いいから!」

「はい!」


 私は言われたままに従います。そして私はイメージし手のひらに火を灯そうとしましたが……


「……やはり出ませんね。」

「……いいえ、見えてないだけよ。周りは熱いもの……」


 グレイスさんは私の手の周りを撫でる様にして確かめてました。


「温度上げれる?」

「火力を上げろと?」

「そう……やってみて!」


 私は見えてない火に魔力を注ぎ込みます。すると……


「あっつ!やっぱり……」

「えっ?き……綺麗」


 そこには白い光球が出来ていたのです。


「見えないから魔力を注ぎ込めない、そりゃそうよね。見えないのだから無いものに魔力は注げないもの。」

「でも、なぜいきなり!?」


「これは恐らくかなり特殊な進化をしたのよ。突然変異ってやつね。」

「突然変異?」


「火って赤でしょ?普通はね」

「はい、そうですね。」

「でも、温度が上がると青になるのよ。しかもそっちの方がめちゃくちゃ熱いの。そしてそれすらを超えると白くなるのよこんなふうにね。」


 知らなかった……そんな事学校では教えて貰ってないのだから……


「貴女は進化したのよ。更なる高みへね!現に見なさい!」


 そうして見せて来たのはグレイスさんの手でした。しかしその手のひらが酷く焼け爛れていました。


「たった小さな光球で私の手は炭になったわ。物凄い破壊力だわ。」

「あぁ……ど、どうしたら……」

「まぁ治せるけどね。魔力を皮膚に溜めてるから表面から深いところまでは行ってないわ。でも、もし魔力を溜めて無かったら確実に無くなってたわ。」


 本当に焦りました。恩人を傷つけてしまうとは……とんでもない恩知らずになります。


「まぁ完全に治るにはあと1日かかるかな……まぁ良いわ。それで話はここからだけどその炎、私と研究しないかい?」

「研究……ですか?」

「ええ、私は厄災だのなんだの言われてるが実際にはしがない研究者よ。フレア……検体として私の元で働いてくれない?」

「良いのですか?こんな危ない魔法を……」


「だからこそだよ!危ない、危険は未知の物、未知の物は解明すればより良い物を産むのよ!」

「は……はぁ……わかりました。」


 半ば強引にも思えますが熱意は伝わりました。それに私の魔法をもう一度使える様になったのですから……


「さてと……じゃあさっきのお仕置きしないと……ね?」

「えっ?」

「さっき話が進まないのが私が心を読んでるからと思ってたんでしょ?」

「……記憶にございま……きゃーーーー!」


 私の悲鳴で何が起こったかは……知らないで結構です。

 ここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!


続きが気になる!という方はぜひブックマークをしてお待ち頂けると幸いです!

面白かった!って思って頂けたら下の星マークをタップして貰えると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。