それぞれの思い。
最新話です。
少し遅れて申し訳ないです。
それぞれが、それぞれ、様々な思いがあった。
まさかこんな事になるとは、思いもしなかった。
どうして、こんな事になったのだろう。
誰のせいでもない。
誰のせいでも…
博士の護衛の、隆史はそう思っていた。
隆史は孤児だった。
小さい頃に、事故で両親を失ったのだ。
その頃の記憶は隆史にはないが。
孤児院で暮らして、働いた。
博士の護衛だ。
何かが起こるわけでもない。
楽な仕事だった。
楽な仕事のはずだった。
そして、今回の事件が起こった。
隆史は、ただ、生きたかった。
死ぬことに恐怖感があった。
生き残りたかった。
ただ生き残りたい。
それだけだ。
後藤、博士は、何となくいつか、こんな事が起こるんじゃないかと、思っていた。
そりゃ狙われる。
危険すぎる。
敵にとって。
だから作った。
隠し部屋。
何年もかけて。
頑張って作った。
武器を置いて、場所をわかる装置も作って。
冷静に対処しなくちゃな…
キューチコルは、皆に褒めてもらいたいと、思っていた。
こんな事になるなんて、私が皆を守らなくちゃ!!
褒めてもらえるかな?
加藤は、この状況を楽観的に見ていた。
キューチコルの戦いが生で見れるのかあ…
嬉しいなあ。
彼女なら、どんなに敵がいても倒してくれるだろう。
良かった…
「加藤君。」
そんな事を考えていると、後藤さんに呼ばれた。
「なんです?」
「君にはこれを持ってもらいたい。」
機関銃だ。
撃てるわけがない。
「無理じゃないですかね…」
「大丈夫大丈夫、この銃は、誰でも撃てるように反動がとても少ないし、、軽い。僕が作ったんだよ。」
なら大丈夫か。
僕は武器を持った。
皆がそれぞれ、武器を持っていた。
ついてきた坂本さんは、拳銃と刀?
を持っていた。
警備員みたいな人はアサルトライフル。
後藤さんは、よく分からない物を持っている。
キューチコルは何も持たなくても良いだろう。
というか彼女だけでいいと思う。
僕は銃剣付き機関銃と長い刃物とハンマーを持っている。
「もういいかな?」
後藤さんが聞く。
全員頷く。
「行こうか。」
僕達は部屋を出た。
読んでくれてありがとうございます。
この作品もそろそろ終わりに近づいて来てます。




