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坂本です。

最新話です。

開いてくれてありがとうございます。

運が良かった。

俺は運が良かった。

もし、声をかけられなければ、俺は死んでいた。

あの中の死体の1つだったんだ。

だが、俺はまだ生きている。

あの時の事を思い出した。


随分前の事だ。


子供の頃、両親を失った。


化け物に喰い殺されたらしい。

死体はぐちゃぐちゃ

子供に見せられるものじゃない。


それから施設に入れられて育った。


そして、大人になった。

研究所で働く事になった。

奴らを殺すのを協力したかったからだ。


俺の仕事は、雑用だが。


そして、そこで働いて数年経った頃、今回の事件が起こった。

警報がなる。

怖かった。

俺は怖かった。

殺されるんじゃないかって、不安になった。

言われたとおりにした。

だが出られなかった。

早くしてほしかった。

早く逃げたかった。

もう、どうでもよかった。

化け物の事など、ただ死にたくなかった。


そして、声をかけられた。

玄関はどうして開かないんだ、と。

俺は、ドアが開かないと答えた。

俺はこの人達の何人かを知っていた。

博士だ。偉い人。

護衛、いつも博士を守ってる。

キューチコル、博士が作った化け物と戦える凄いものだ。

後知らない人がいた。


そして、

ついてくるかと、護衛の人に言われた。

嬉しかった。

ここで待つより、この人達に着いていく方が遥かに安心だった。


歩いた。

他の出口はやはり開かない。


俺が元々いた出口へ、戻ろうという話になった。


戻った。

皆死んでいた。

なんてことだ。


俺が、もし、着いていかなかったら。

そう思うとゾッとする。


その後、部屋に隠れ、話し合った。

どうするか?

博士が、隠し部屋があるからそこに行こう。

そう言う話になった。

その時、護衛の人に、

「これ、あげるよ。」

そう言ってナイフをくれた。

確かに俺は何も持っていない。

もしもの時、不安だ。

俺は感謝を言って、博士の言う隠し部屋に進んだ。


進む。

隠し部屋に進んでいく。

大丈夫だろうか?

敵はいないだろうか…

そう思っていた。


博士がとまれのポーズをした。

曲がり角に敵がいたのだ。

博士は近づいて、銃で後ろから殴った。

敵は倒れた。

ほっとしたのもつかの間、敵がまた現れた。

博士はすかさず銃を撃つ。

その銃声で敵が集まる。

囲まれる。

「伏せて!」

そんな声が聞こえた。

俺達は咄嗟にふせた。

銃声が聞こえた。

どうやら、キューチコルが敵を倒してくれたようだった。

そんな能力ついていたのか。

そう思った。

一瞬油断した俺は、まだ生きていた化け物に馬乗りにされた。


しまった!

やられた。

俺はもらったナイフを化け物の首辺りに刺した。

あまり効果はないようだ。

それどころか俺に怒って俺の首に手を伸ばしてきた。

もう駄目だ!


その時だった。

護衛の人が、化け物を蹴り飛ばした。

化け物は倒れた。

俺は化け物に近づいて、

顔の辺りを思いっきり蹴った。

そしてナイフを取った。

化け物は動かなくなった。

顔が弱点なのか。

人間と同じだ。


わかった。

俺はわかった。


俺は復讐したくて、ここで働いてるんじゃない。

ただ簡単に働けたからだ。


俺は、復讐したいんじゃない。

ただ、殺したいだけなんだ。

あいつらを…

今、気づいた。



読んでくれてありがとうございます。


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