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あれ?私、何かやっちゃいました?(なろう構文)

初心者講習カットしたからここで縁を紡いでおく

はい。カッコいい爆発魔法を撃ちこんでご満悦☆な私です。


ああ、違う違う。ご満悦☆とか言ってる場合じゃなかったですわ。【探知】スキルを元に私は生存者の元へと急いだ。どうやらゴブリンからなんとか逃げて木陰で休んでいたようです。


生存者はどうやら少女2人のようですね。幼馴染的なアレですかね。良いですよね幼馴染。前世も今生も私に幼馴染なんていないのでそういうものとは無縁なんでしょうね~。


「えっと……お二方大丈夫です?」

「え?あ、あんた誰?というか!早く逃げて!ここはゴブリンの集落なんだ!」

「あ、それはもう解決したので大丈夫です。怪我とかありません?」

「へ…?解決…?」

「そういえば……さっき凄い爆発音がしたわね……?もしかしてギルドの人たち?」


ギルドの人たち…?何故そんな話になるので?というか全然私とこの子ら以外に人間の気配しませんけど。


「いえ、ギルドの人らは来てないですよ。それで、怪我とかありませんか?」

「え、ああ!あたいは大丈夫!ちょっと擦り傷出来たけどこれくらいはへっちゃらだ!」

「私も……活動に支障が出る怪我はしてないわ。」

「あ、そうだ!あんた、あたいらの仲間見なかったか⁉ひょろっとした男なんだけどさ!」


う~ん?私がこの森入ってから誰ともすれ違った覚えはないんですよね。そもそも彼女らがいつ頃からこの森に入ってたのか分かりませんし、すれ違うとも言い切れないのですよ。


「見てないですね……逸れちゃいました?」

「そんな…!」

「あたい、ちょっと探しに―」


ん、人の気配…?結構ぞろぞろと……こっちに近づいてきてますね?


「しっ。静かに。人の気配がします」

「「え?」」

「……ーい!……えー!へん……てー!」

「この声…」

「間違いない!アルトだ!あたいらの仲間だよ!おーい!あたいらはここだー!」


なんだ。悪人じゃないのなら良いですかね。そして彼女らの仲間だという少年とアルドさん達他数名がこっちにやってきた。なんかすごい大事になってますね…?げ、ロリコン(ラッチ)さんだ。あー、隠れようがないや。うん。仕方ない諦めよう。今更隠れるのも違うし……


「お、リン!お前も一緒だったか!」

「それにしても、ゴブリンたちの集落は既に壊滅していたが何があった?」

「リンちゃん、きっと君だね?ゴブリンの集落に君の魔力の残滓が残っていたよ」

「……」

「リンちゃん?どうかしたのかな?僕をじっと見つめて……」

「ラッチに近づいてほしくないんだろうよw」

「嫌だなぁグエスは。僕は紳士だってば」

「もう手遅れだラッチ。見ろ、リンの目を。どんどん据わっていっているぞ」

「リーダーまで……」


なんだろうなー、ちょっと今の私チベスナ顔になってる気がしますね。まぁ無視するのも心象悪いですかね。


「リン、お前がゴブリンたちを倒したのか?」

「あ、はい。魔法でちょちょいと素材も集めてあります」

「そ、そうか……王族ゴブリンはいたか」

「居ましたよ。キングとクイーンとエンペラーが。全部まとめて殲滅したんで違い分かりませんけど」

「そうか殲滅……ハァ!?殲滅ゥ⁉おいおいおい、冗談だろ⁉それに王族3種も⁉」

「いえ?あ、どうやって倒したか実践しましょうか?」

「いや、いい。ま、誰一人犠牲を出さずにスタンピードを沈めたんだ。リン、お前一気に昇格だろうな。ともかく、一旦戻るぞ。ギルマスに報告しなきゃいかん」


キングとクイーンとエンペラーが居ると聞いてからグエスさんラッチさんもアルドさん以外の人は固まっていた。う~ん?私、何かやっちゃいました?ゴブリンスタンピードって基本こんなもんでは?うちの村でも4年か5年くらい前に同じようなことありましたけど……それも別に脅威じゃなかったしなぁ……?


「あ、今更ですけどコレ、広まります?面倒事は困るんですけど」

「ま、広がるだろうな。これだけ派手にやって俺らに見られてるしな?」

「大丈夫さ。何かあれば僕が君を必ず「面倒事が降ってわいてきたらラッチさんとは二度と会話もしませんからね」とんだとばっちりだぁ!?」

「ハハハ。もう紳士だと訂正出来なさそうだなラッチwwwくっ……フフ……」


もしやグエルさん中々に笑い上戸なのでは。ラッチさん限定で。


私達はすぐさま冒険者ギルドに戻った。

ちなみに私は放置すると面倒事(報告)から逃げると思われたのか今、連行中でございます。そんな馬鹿なことを私がするわけ……いや。しますわ。


「なぁリンさんよォ?その目、やめてくんねぇかな」

「はて…?その目とは…?いたって普通の真顔じゃないですか」

「だからその真顔やめろ⁉人形みてぇで怖ェんだよ⁉」

「そんな…!いくら私が美少女だからって人形として持ち歩きたいだなんて……そういうプレイ…?」

「どんな聞き間違いだ!?ってかプレイ言うな!どこで覚えてきたその言葉はァ!」


どこって……そりゃあ、前世ですが?もちろん素直にこんなこと言いませんよ?そんなことした瞬間私が精神病患ってる頭のおかしい子に成り果てますからね?


「……おい、俺の扱いまで雑になってきてねぇか?」

「えー?親愛の証、的なー?私なりの信頼の表明でーす♡」

「嘘クセェ……」


こんな一幕がありつつ、ギルドに戻ってきてしまいました。私は道中考えたわけです。ハッ!フェルンさんに心配かけたんじゃないか、と。なのでちゃんとフェルンさんに心配かけたお詫びを今度しなければ。……決してフェルンさんみたいな綺麗なお姉さんと食事がしたいだとか、そんな下心は一切ないですよええ。ありませんとも。


ギルドに入ると昨日は見なかったエルフのお姉さんが待っていた。貫禄がありますし、何よりその魔力量が非常に多いですし、きっとこの人がこのギルドのギルマスさんなんでしょうね。


「さて、報告を「リ゛ンち゛ゃ゛あ゛あ゛あん゛!し゛、心゛配゛…したの゛よぉ゛~゛」


フェルンさんだ。フェルンさんが私の姿を見るなり受付飛び出して泣きながら抱き着いてきた。吹新だけど……フフ。役得だぜ。まぁ宥めないといけないけど。


「フェルンさん、心配をお掛けしたようで……ほら、こうして無事に戻ってきましたよー」


私がフェルンさんに泣き止んでもらおうとしている合間にアルドさんがギルマス?に報告をしていた。


「それで、想定より戻ってくるのが速かったけど。何かあったのかしら」

「あー、それが……だな。……俺らが到着した頃には既に終わってた」

「はい?」

「だから、既に終息してたんだよ。そこの嬢ちゃんの手で」

「本気で言ってる?」


あー、信じられてないですねコレは。当然ですけど。なぜなら私は昨日冒険者になったばかりのか弱い少女ですからね!


「それじゃああなた、えーっと。リンって言ったわね。」

「私の事ご存じなのです?」

「当然よ。このギルドで登録した冒険者の事はすべて頭に叩き込んであるの。……なるほどね。確かに内在魔力量は最低でも私に匹敵するクラスはあるわね」


ざわっ…


「それじゃあ、ゴブリンスタンピードを本当に終息させたというのなら、その証拠、出せるかしら」

「出せます。えーっと。まずはコレがキングの耳ですね。」

「やっぱりキングがいたのね。ご苦労様」

「こっちがクイーンですね。」

「ああ、王種夫妻だったのね?」

「で、最後にこれがエンペラーです!」


周囲が固まったのを感じます。あとギルマスさんも処理落ちしちゃったみたいですねぇ。……帰っちゃダメかな?あ、その前に依頼の納品はしないと。


「……はぁ。詳しい話を聞きたいからついてきなさいな。耳は鑑定に回して。ないとは思うけど偽りを述べているかもしれないから」


サリアさんに預けた耳を職員の人が受け取り鑑定に回しに行った。


「フェルンさんが放してくれないんですけど」

「そこまでフェルンが執着するの珍しいわね。普段は一線を引いた感じなのに。まぁいいわ。フェルンも連れてきなさい」


フェルンさんを連れていくにしても……どう運ぼうか。……ヨシ!きーまり!お姫様だっこでいきましょう。


「ちょっと失礼しますねフェルンさん。」

「へ?ええええ⁉ちょ、リンちゃん!?は、恥ずかしいわ…!降ろしてくれない⁉」

「それはちょっと無理ですね。フェルンさんが私を掴んで離さないので」


FOOOOO!役得ゥ!こんな美人なお姉さんをお姫様だっこできるとか前世の私どんな徳を積んだんでしょうね?実際、フェルンさんは私の服の裾をぎゅっと掴んでいる。


「意地悪……」

「そんなカワイイこと言われると余計に降ろしたくなくなりますね!」

「ううぅ……」


羞恥心で顔を覆ってしまったがひとまずフェルンさんは諦めて状況受け入れてくれたっぽいので移動しましょうか。冒険者ギルドの男性陣からは羨望の目を、ギルマスさんからは呆れた目を向けられている気がしますけど。私、今幸せなうなので気になりませんねぇ♪

えー、旧版の内容を見ながら書いた結果まさかの10話と11話で矛盾を生じさせていくスタイル。ホントはご指摘いただいた11話の方を直すべきなのですが……うまい感じに修正して話合わせる案が浮かばないのでこちらを修正させていただきました。ご指摘痛み入りますm(__)m

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