焼き芋屋を追いかける
ここ数年、焼き芋が持て囃されてますよね。最近では、スーパーやコンビニで冷凍ものまで売っているようです。あれって、温めて食べるのでしょうか、それともアイスみたいに冷たいまま食べるのでしょうか? どっちでもいいとしたら、どちらの派閥がより多いんでしょうね??
それは兎も角! 個人的には、やはり焼き芋は秋冬の冷たい空気の中でハフハフしながら食べたいのです!
軽トラから流れる「石焼ぁーき芋ぉー お芋っ」の掛け声、焼き芋売りから買ったばかりの香ばしい匂いのする熱々のお芋。ちょっと厚めに皮を剥くと、黄金色の身が姿を現し……いいですね! 想像するだけで楽しくなります。思いの外お高くてびっくりしますけど、そこはそれ日本の冬の風物詩と言う事で、お財布の紐も多少緩もうというものです。
ですがこの処、我が家の近くでは焼き芋売りの車を見掛けないのです。もしかして、数年前の流行り病の外出控えなんかの影響で絶滅しちゃったんでしょうか。
ああ、あの掛け声が聞きたい……と思っていましたら。
聞こえてきたのです! あの懐かしい、「石焼ぁーき芋ぉー」が!
それは幹線道路沿いのコンビニでお会計に並んでいる時のことでした。外に目を向けると、今まさに石焼き芋カーがコンビニ前を通り過ぎるところだったのです。
……タイミングが悪いんよ! まだ未会計の商品を手にしたままですから、お店を飛び出すわけにはいきません。しかもその焼き芋カーったら結構スピードを出してまして。勿論、法定速度内だとは思うのですが、少なくとも「お芋くださーい」なんて気軽に声を掛けられる速度ではなかったのです。
住宅街ではなかったし、次の現場(?)に急いでいたのかもしれません。
取り敢えず、まだ彼等が絶滅した訳ではないと知れたのは嬉しかったです。はあ、でも、食べたかったな、焼き芋……あっ、折角コンビニに居たのだから、せめて冷凍ものの焼き芋を買ってみればよかった!
はあ……今期中にまた会えるでしょうか、焼き芋屋さん……。




