表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/260

モノニクスに飼われる夢を見る

 恐竜、いいですよね。

 子供の頃から結構好きなのです。太古のロマンがありますよねえ。自分的な推し恐竜は「モノニクス」です。復元図では羽毛を描かれることも多く、なんだかペリカンとかフラミンゴの目つきを悪くしたようなルックスの小型の恐竜ですが鳥類の直接的な祖先ではないそうで、名前に「モノ」と付くようにその手には大きな指が一本しかありません。不思議可愛い恐竜なのです。


 我々のご先祖様である古の哺乳類は、恐竜が幅を利かせていた世界ではおまけみたいな存在です。恐竜や爬虫類、魚類なんかよりもよっぽどか弱く小さな存在でした。氷河期の大量絶滅が無ければ、きっと、今でも世界の隅っこでひっそりと生きていた事でしょう。


 ところで動物って、植物食よりも動物食のほうが脳が発達しやすいと聞いたことがあります。確かに、同じ百グラムでもキャベツより鶏肉の方が圧倒的にカロリーが高いですものね。そして、効率よく獲物を捕らえる為には狩り方を「学習する」必要があります。

 そう考えると「動物食の方が脳が発達しやすい」はあながち間違いではないのかもしれません。


 ただ、身体が大きすぎると敵に見つかりやすいし、生存に必要なカロリーが大きいですよね。恐らくはその大きさ故に、小型の生物よりも繁殖速度も緩やかでしょう。環境の変化や感染症の蔓延という事態に出くわした時に、それに適した子孫を残し辛いのはマイナスポイントです。結果、大型生物よりも小型生物の方が、何かあった時に絶滅を免れやすいと考えられます。


 そして、一つの(しゅ)が発達することで他種には圧が掛かります。発達のレベルがいずこかの段階に達すると圧は急激に加速しますから、こうなると他種族による状況の巻き返しは困難でしょう。


 ……以上を踏まえるとです。

 もしも氷河期の大量絶滅が無かったら、今頃は、小型の肉食恐竜が巨大文明を築いていたかもしれないってことですよね⁉


 モノニクスは歯の形状などから、小動物、若しくは昆虫を食べていただろうと推測されています。つまり肉食です。身体の大きさも1メートル前後なので、恐竜界では小柄な方です。


 ……イケるんじゃない? 天下、取れるんじゃない⁉ モノニクスが学校行って、仕事して、芸術を生み出したりしちゃうんじゃない⁉⁉

 そうしたら彼等と人類は、今でいう人類とわんこみたいな関係を築けていたりしないでしょうか。いえ、勿論、明らかに私よりもわんこの方が可愛いし優秀ですけどね? モノニクスだって、どうせ一緒に暮らしたりするなら、可愛い方を選ぶでしょうけどね??

 別にペットになりたい願望とかではなくて、異種生物間の友情物語が大好物なので、つい、浪漫を感じてしまうのです。


 ……まあどんなに浪漫を感じたところで、既に絶滅しちゃってるんですけどね、モノニクス……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ