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93.リーゼロティ・ヘムス・ヌーヌ ②

(レイカルプサス人の繁栄と平和の未来を作り、戦禍切らない年月を終わらせる方法を探す為に旅にきました)


 意識を思いながら、心が熱くになるリーゼロティは革命家のような血潮を流れるように高騰になっている。内気のリーゼロティさん、トオルは彼女の思念を触って、目を丸くになった。


(それはなんで?)


(ハールオズ人はあくでもタヌモンス人が決めた概念なんですが、ハールオズ人は細かくに分ければ数千の人種が分けられます。遥か遠い昔から、資源をはじめ、領地や財宝や政治権力の固めなどを巡って、ハールオズ人の内に戦争が続いています)


 聞きながらトオルは授業で学んだ歴史知識を思い出せた。


(うん、もしかしたら、『千年戦争』のことか?)


 ハールオズ人は人種によって、各自の部落を中心に多々な国を築いてきた。祖先の物種の認識が異なるため、一つの強勢な人種が領土をまとめて統治し、大国を作るか、または複数の小国が連邦を結成して長期間維持することは難しかった。それは根本的に各種族が持つ文明レベルの差が大からである。


 また、身分階級の意識が固め、血筋や種族の特有性と聖性を守るために違う種族の民に貴族身分与えが許されず。そのため、強盛な国に統制された種族の国が殖民地として、粗末に扱いされ、殖民地の民に貴族や政治権力を与えられず、高圧に不平等な統制は大国の分裂時まで続いた。


 なお、ハールオズ人が作った社会では、源気グラムグラカ章紋術ルーンクレスタなど五感で直接に覚えられない力の概念は迷信と考えられていた。彼らが信じるのは手が届く領地や形が見える資源のみだった。そのため、資源がいつか枯渇することを意識し、所有する領土を広げ続けることをやめられなかった。


 故に、アトランス界長い歴史の河を見返したら、ハールオズ人は時に幾つ強盛な国が各々の地域で大国として制覇したが、長くてでも僅か数十年、様々な理由によって、大国がまた無数の小さい国に分裂になった。こうして統一と分裂の歴史が繰り返し、例え、統一の王朝に作った時にもあちこちに戦火が切れなかった。


 千年戦争の由来は、その背景に、昔から続いていたハールオズ人の大小の戦争がある。ハールオズ人の国々が分裂している時期でも、各国はタヌーモンス人に対して戦争を起こし、たとえハールオズ人が一方的に負けても戦旗を何度も立て直し、戦争を止めることができなかった。


 近世に30年前、ハールオズ人の領土が一時的にクルルオンサード帝国に統制された。地力的に有利だと考えたロクオンサード帝国は、タヌーモンス人やミーラティス人の領土に手を伸ばしたが、文明的なレベルの差により、ハールオズ人は科学技術の最先端を保っているミーラティス人にはもちろん、200年前に一つの連邦として統合された、一気に文明が飛躍的に上がったタヌーモンス人にも勝てなかった。


 しかし、《《ウスルクロノアスと呼ばれる闇の組織がタヌーモンス人の科学技術と侵略兵器をハールオズ人に提供し、25年前、千年以上続く戦争が一気に激化した。》》

《《三大種族の間に起こった戦争が5年続き、《《その挙句、光野和真みつのかずまを筆頭に集まった若い英雄たちの活躍により、》》ウスルクロノアスの首脳と上位幹部が討ち取られたことで、組織は無力化し、散り散りになった。組織が提供していた戦艦や武器の製造ノウハウを理解できないハールオズ人は、侵略のための技術を失い、戦争も終結した。それはトオルが教科講義で学んだ知識だった。


(うん、でも例え種族平和共栄条約が結ばれた今でも、ハールオズの国々ではあちこちで大小の戦争が絶えないらしいです。その中でも私たちレイカルプサス人は、ティンオルウォルズ人をはじめ、同じ祖先の血筋を継いできた他の7つの人種がそれぞれ作った国々と戦争を続けています。同じ先祖なのに、血を分けた子孫が資源を巡って争っているんです……)


 高校卒業後、純粋に擬人人形作りに夢中になっていた普通の少年であるトオルは、いきなり国家間の戦争や世界の救いことなど難しい話をされると、まともに自分の意見を言えず、渋い笑いを浮かべるしかなかった。


(僕は過ごしたアース界前紀元にも国々が分けてある世界みだいだけど、人種を分けて、資源をめぐって争うと言う話なんか難しいね……)


 今の地球界は一つの連邦を形成しているが、技術と資源は共有されているものの、資源の流通の不平等、各地域や州政府の異なる政治経済方針によって生じる貧富の差、グラム使いと一般人ガフ差別偏見など、様々な問題が存在している。そのため、テロ攻撃や反政府組織によるゲリラ戦争が偶に発生し、これらの問題は今でも解決が難しい状況である。


 リーゼロティは意識を理解したように首を頷き、さらに真剣な顔を浮いて、前に見て思いを馳せ続ける。


(ええ、でも戦争の問題だけではありません……ゴールアンレドリア国は、社会階級は長年以来、国家の未来はずっと王族や貴族に握られていって、四民に国家政治を参加や貴族や国の政治に評価する権利を与えされていません。また、自分と違って農民や奴隷の酷い扱い方を見て、こんな身分が変わらない、戦争が続いている日々がいつか終われるのか、幼い頃から、度々思いられていました)


 トオルはリーゼロティの念話を割り込むことなく、固唾を呑んで聞いていた。緊張した気分で固くなった肩と首をほぐしながら、彼女の思念をじっくりと聞き続けた。


(歳が少しい大きくになった時、お父さんから、お母さんが生まれたミーラティス人の国々は、戦争がない、富裕って、誰でも自由に生きるのが認められ、幸を恵まれている平和な世界と教えられました。タヌーモンス人にもフェイトアンファルス連邦を作ったから200年以上に維持できました。ゴールアンレドリア国を始まって、私たちレイカルプサス人がそんな日が訪れるために、私たちが持っていない何かを探すために、旅を出てきました……)


 トオルには、自分の事だけでなく国と人民の未来を考えたリーゼロティの思いに感服した。


(リーゼロティさんはそんな大きい夢を持っているのか?)


(私は旅を出るのを決意した時に、お父さんが、もし私が旅を出て途中に幸せに生きられる場所を見つけたら、例え民族を一つに団結できる答えを見つけたとしてでも、帰って来なくでもいいって言われました。レイカルプサス人の未来を思って、革命運動を起こすには骨が折れるほど辛くて、難しこい事って……)


依織は両親に厳しく要求されている話を思い出した。


(よくわからないが、それは親が娘に与える愛情っていうものか?)


リーゼロティは肩首を縮んで苦笑だ。


(そうかもしれないですね……自分の娘を血塗れの戦いを望むより、無憂に生きて、安易な日々を送るのを望んで欲しいという親ばかの感情を言えるでしょうか?)


(それって旅を出てきたのか?)


リーゼロティは首をこくりとする。少し筋肉を付いた長い脚を交わし、念話で応じる。


(生家を離れて、旅だして出して、今まではもう8年過ごしました。辛くて、怖いことを経験したが、ゆっくり優しい時間もありました)


(辛くて、怖い話って、どんなことを経験したの?)


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