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92.リーゼロティ・ヘムス・ヌーヌ ①

 トオルとリーゼロティは話し合い続けていた。


――自力で生きてきたのを言ったけど、彼女はどうしてハルオーズ人の国を住んでいるのに……


 リーゼロティはトオルの意識を聞き取、応じてなかったが、顔がまた薄い赤染め、頬が硬くになれそう、首をやや垂れ、そらそた目線を路面タイルの目地を見ている。


 「リーゼロティさんは入学する前にどんな生活を送っている?どうしてわざわざ、ターヌモンス人の国にくるの?」


 「トオル様は、私の事を気になるでしょうか?」


 「いや、お話が思い出せたくないなら、言ってなくでも構わないけど……」


 リーゼロティは口を閉じて、彼女は自らの体温が上がっているのを気付いて羞恥の情に駆られる。


 (うん、あまり人に聞かされたら恥ずかしいですので……トオル様だけなら、念話で話せます)


 (無理しなくでも良い、思われたくない嫌な思い出は誰でもあるだろ……)


 (ううん、思い出せないこともいっぱいありますけれど、どこから話せば良いんでしょうか……)


 リーゼロティは首を横に振って、生家で育ちされた記憶を覚えました。


(私はね、ハルオーズ人のゴールアンレドリア国で出身です)


 アトランス界は地球アース界より10倍広い世界だ。3大種族、タヌーモンス人、ミラーティス人、ハールオズ人が持っている領土の割合は、1:3:6、それは20年前に『千年戦争』の終戦時に、3大種族の代表が決めた平和共栄条約を作った以来、人種を分けず、各種族は現状維持もっている領地だ。ゴールアンレドリアはフェイトアンファルス連邦の極東にある広さ1000ペード(1ペード=2.4キロメートル)種族境界線ノアペリティア・デーゾルの向こう側起点を測るとさらに遥東北8219ペードにある、

レイカルプサス人という犬人種が作った国の一つである。


 今のトオルは受けている社会授業の内容は、フェイトアンファルス連邦国々中心に学んでいる。種族の構成は概的に知っているが、各持っている領土細かい情報はまた触っていない。例え知らない語彙を聞いたでも、トオルは心を澄まして、リーゼロッティの思念を聞いている。


(父親は先祖代々が継続した土地を持って長年ずっと経商し、国一番大手商会の会長を務めています。一般の平民より富裕の家の中で、7人兄妹に三番目に年上の長女として育ちされました)


――やはり良家に育てられた子だね……


 トオルの思い通り、リーゼロッティの生家が普通ではなかったことが分かり、名家出身の令嬢であることを知り、彼は緊張感を覚えた。


(リーゼロッティさんの生家は富裕な生活を過ごしできるでしょう?どうしてそんな生活を捨てて、遥か長い旅を出して、タヌモンス人の国に来てくる?)


(私は二つの目的があります。一つは、私はお母さんを探すためにフェイトアンファルス連邦にきました……)


(リーゼロッティさんの母親は、確かにミラーティス人よね?一緒に暮らしてないの?)


(私の7人目の弟が生まれた後、ある日突然行方不明になった、それは私また2歳頃だった。子供の時にお母さんが家出した理由を知らなかったですが、少し大きくになった時に、大人の事情を知りました。レイカルプサス人の法律は、人種の血筋を守るため、他の人種、または違う種族の人と婚姻を結ぶことは禁じる事です)


(それならご両親は違う種族なのに、結婚が認められるの?)


(お父さんは、お母さんは、姿を化ける術ができるようです。公衆の場や他の人の前にレイカルプサス人の外見を見せるように生き過ごしましたので、両親の婚姻関係は王国の法律に認められます)


(それって、違法のことがバレされたのか?)


(はい、商会会長の席を狙う方がお父さんを失脚させるために、お母さんはミーラティス人の事が耳に聞き入り、その方が国の大臣に密告されました。お母さんはお父さんと私たち兄妹、家族の安全をお守ために家出ました。未子の弟が成人した後、身が自由の私はもう一度お母さんを会いたいと、旅を出ました)


(そうか?)


(可笑しいですよね?レイカルプサス人にはもう成年の年なのに、またお母さんを探す為に旅をするなんて)


 トオルは真剣な表情を真っ直ぐにリーゼトッティを見て、首を左右に振った。


(いえ、僕は子供頃から叔父さんの家に預けて育てられた。母親の顔さえ見覚えなかった僕は、入学した健康診断によって、ミーラティス人の血を引いているのを知ったから、一度お母さんを見合いたいと思ったが、彼女はもうこの世に居ないって妹が教えられたけど……僕なんか、リーゼロッティさんの気持ちがよく分かっているような気がする……)


そう思念を伝えるトオルは、悲しみや嫌な感情が湧かなった。


その代わりに、トオルの思念をキャッチしたリーゼロッティはわんわん泣けそう顔を浮く。


(ごめんなさい、悲しい思いをさせてしまって……)


(僕の事は気にしないてくれ。それより、リーゼロッティさんはこんな広い世界でお母さんを探すのは、相当難しいと思うけど、何が手かかりを持っている?)


 目に留まる涙を手で拭いたリーゼロッティは、哀れな気持ちを何度か飲み込むようにして、ポケットから一本のネックレスを取り出した。謎めいた宝石で作られた玉と炎のモチーフが施された水晶のような飾りが、トオルの目の前で揺れた。


(私はお母さんの形見―ネイパル石のネックレスを持っています、これっと、フラウティナーと呼ばれる母さんの名を覚えています)


(手かかりはそれだけのか?)


(ミーラティス人の命が長い、ミーラティス人の国に行ければ、もっとお母さの情報が手に入れると思います。セントフェラスト学園に入る目的も、『尖兵スカウト』をはじめ、何らかの資格をもっていれば、アトランス界をどこでも行ける権限を持つのが認められるので、ミーラティス人の国も自由に出入りできるようです……元々、お母さんを探すのは一生で掛かってでも見つけられない事と思いますが、源気の使い方を覚えてから、微かにお母さんのネックレットに残ってある源気を覚えました。これって一層に、大きい係りになるではないかと思います)


(なるほど、リーゼロッティさんはその為にセントフェラスト学園に入学するのか……それって、もう一つ目的は?)

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