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「スマホ脳」のその先へ~高度洗脳社会を生きる~  作者: 三津朔夜
第3章 人を動かす知識は、誰のために使われるのか――売る技術としての日常心理学

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なぜ、不安を抱えた人ほど引っかかりやすいのか

 私も数年前に引っかかって、合計100万円を無駄にした。

 経営や経済のことをまったく知らなかったわけではない。

 そうであっても、不安と焦りが先に立っているとき、人は思っている以上に脆い。


 これは特定の世代だけの問題ではない。

 先が見えない。今の自分では足りない気がする。このままではまずい気がする。

 そういうとき、人は「ちゃんとした答え」よりも、「早く効きそうな答え」に引かれやすくなる。


 その入口は一つではない。

 スキルへの不安かもしれない。お金の不安かもしれない。将来そのものへの不安かもしれない。


 入口は違っても、そこで起きることはよく似ている。

 足場が揺らぐ。焦りが生まれる。その焦りに、「変われるかもしれない」という言葉が差し込まれる。


 社会経験があっても、経済観念があっても、引っかかるときは引っかかる。

 逆に少し知っているからこそ、自分で見抜けると思ってしまうことさえある。 皮肉なことに、誰にでも届きうるからこそ広がる。


 しかも今は、その接触があまりにも早く、深い。

 SNSを開けば、副業、自己実現、発信、稼ぎ方、人生を変える方法が、日常の画面の中に流れ込んでくる。


 少し先の話だったはずのものが、もう現在の話として届いてしまう。

 だからこれは、若いから弱いという話ではない。

 不安に入り込む技術が、年齢に関係なく届いてしまうという話であり、しかもそれが日常の画面の中で起きているという話である。

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