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Sterbephase(詩記)  作者: 敬愛


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コントレール

暑い夏を待っている

良い風が吹いたら悩みも晴れるだろう


耳が鳴るような太陽のギラギラ

どこにも居場所が無いようなそんな去年 今年も冷房は無く

半死半生で茹だるんだろうけれど不思議と力が湧く 青い空に思いの外飢えていて


巡る地球(あす) どこかでまたあの人と再会出来るような期待をしている

旅に出るのも良いかもね 何もしなければ何も起こらない


海浜公園で焼きそば 波打ち際で素足を浸して笑っていた 

もう戻らない季節も思い出の中にはあって写真もビデオも要らない 

その時には心の中で反芻するから


あの飛行機の乗客の行き先はどこなんだろう?

1回しか経験の無い私 

チケットを買って荷物も持たず乗り込んだなら自分の世界の狭さが恥ずかしいだろうな


コントレール どこまでも続く空へ書き記された絵画みたいだ

丸い窓から外を眺めていた17歳の修学旅行 

今はこの地方都市のちっぽけな街を足だけを頼りにそれなり季節の移り変わりを楽しんでいる 

家の中に引きこもってちゃ見えないものが多いと知る冬もまだ強行出来たから 


春秋の優しさよりも汗だくで夢を追いかけてたあの夏の日がきらめいている

ただ一生懸命だった それだけだった気がするんだよな


凍りついた涙が零れそうな日 憧れに空見上げ歩き出す

そんな情熱が途絶えませんようにと日々励みながら季節は過ぎていく 回る時計の通りに

命が雲のようにいずれ消えるのと同じように

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